2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ウクライナの行方

ウクライナが善戦し、キエフも今の所ロシアの手に落ちていないようです。 善戦しているのはいいのですが、前線に投入されたロシア兵が「大義名分のない戦いで、士気が低い」だとか、ロシアの捕虜兵が「訓練だと言われて、プーチンにだまされた」などと言って…

意見の相違

ヤフーニュースで、維新の会の橋本徹さんが、テレビでNATOがウクライナ前線に派兵しないことを批判していたようです。 私は、NATOに責任があるかどうかはさておき、派兵してロシアを押し返した方が、全体にとっての利益に適う、と以前の日記で主張しました。…

地球システム開発の方向性

以前、地球システムの在り方について日記で書きましたが、「人」を主体とした場合に、大体2つの方向性が見出せると思います。 ①どのような偏りのある性質の人が何人いても、エラーを吐かずに稼働できるシステムの在り方 ②人にある程度の能力があることを条…

核武装について

ヤフーニュースのコメントなどで、日本も核武装すべきという意見が散見されるので、これについて考えようと思います。 私の結論から言うと、核武装すべきではない、となるのですがその考察は以下です。 ①抑止力としての核兵器は、通常兵器の延長である 核兵…

破壊と創造の根源

戦争が起こったときには、戦争を「より小規模」なものに、「より短期的」なものにするように圧力が加わりますが、それは表象的な現実の絵合わせであり、対応としてはそれが全てではありません。 やるべきことは、破壊と創造の「根源」というべき意志の表明で…

NATOのあらら

NATOの事務総長さんが、ウクライナに派兵はしないと発表しましたね。 目先の利を追うと、将来の大損になるケースの実例を作ろうとしています。プーチンさんは、元々死路を行っていたのに、他国への侵略が活路になる可能性を持たせてしまいましたよ。 ロシア…

ロシアの処し方

私は今でも、中国の波の力を信じているのですが、ロシアの力はどうでしょうか。 プーチンさんは体制維持を余裕を持って行えていない状況にあるので、今回の侵攻も、ひとつの目的は、体制維持でしょう。 もうひとつの目的は、ウクライナ国内のパワーバランス…

知的探求の選択肢

前回の反省を踏まえて、宇宙の固定的なものの構造を学ぼう!という意欲が湧きました。 ということで、物理学とか、化学にも興味がでてきました。でもアルゴリズムもやりたいし、どうしよう・・・ 私は寿命を60歳くらいと想定しているので、今が約40歳だ…

反省会

前回の日記で、まったく的外れなことをしてしまったので反省会をします。 そもそも、何かを文字式で表せるということは、文字の定義等をした段階で、「確かなことがある」状態なんですね。 人間の行動原理の元を、感情や理に求めるのならば、まず、アドレナ…

人間の行動パターン解析 その3

だめですね、その1,その2で文字式で表したものは、全く間違っています。全部お蔵入りです、残念。 神経から脳内で起こってる「データの送受信と、処理」について考えないといけません。脳を中心に考えると、体の神経から来た情報を、総合的に組み合わせて…

人間の行動パターン解析 その2

前回の日記で示した文字式は、なんか現実を説明しきれてないな、と思うのでどこが不十分なのか検討しています。 --------------------------- 意識=f(x) 環境の変化=f(y) 観測している要因による変化=f(y₁) 観測…

人間の行動パターン解析

ちょっと数学っぽいことをやろうと思います。人間の行動パターンを文字式で表現することを試みました。 --------------------------- 意識=f(x) 環境の変化=f(y) 観測している要因による変化=f(y₁) 観測されてい…

ロシアの思惑

ロシアがウクライナを10万人以上の兵で包囲している、というニュースについて。 私が一番気になるのは、ロシアの立場で、ロシアがなぜそれをしなければならなかったのかということです。これは「ロシアにおける制限事項とはなにか?」という問題であると換…

数学入門 その3

やっと中学校の数学を卒業して、高校数学ⅠAに入りました。使っている教科書は、チャート式です。 わざわざ新宿紀伊国屋書店まで出向き、色々選んでみたのですが、一番使いやすそうだったのがこのチャート式でした。これは私が現役学生の時もあったので、か…

この素晴らしくない世界

Youtubeで、みずほ銀行のシステムトラブルについての動画を見たんですが、要点は、執行部がシステムのテスト・保守を軽視して、人的資本を過度に削減したのが主な原因のようですね。 これを見て、まず、組織の頭が腐ると、発生コストが爆発的に大きくなるな…

本を読むということ その2

「西洋中世世界の成立」(増田四郎 著)を1/5くらいまで読み進めました。 前回の日記で、論拠となるインプットも提示してほしい、読者が本に書いてある情報の正確性を判断できるようにしてほしい、と書きました。 で、1/5まで読んでみると、インプット…

ダブルスタンダードという言葉について

最近、お昼のワイドショーとかで、「ダブルスタンダード」という言葉を聞くんですが、意味が分からず「んっ?」となっていました。 「ダブルスタンダード」をググってみると、この意味は「二重規範」というものらしいです。 具体的には以下のケースが当たる…

本を読むということ

今、「西洋中世世界の成立」という本をチビチビ読んでるんですが、ちょっと戸惑っています。 読んでみて、紀元前2世紀くらいの、ヨーロッパ社会の上下階層とか、「~は~だ」と書いてあるんですが、その根拠が書かれていないんです。 これは・・・どうすれ…

教養人の姿勢

オックスフォード・ユニオンという弁論団体についてのネットニュースに、世界のリーダーを育てる教育手法が紹介されていました。 簡単に言うと、本を読みまくって、それに対して批判的に考えてみたり、複合させたりして、自分の考えを形作っていく、そしてそ…

面白い本を探そう

私が興味あるのは、哲学とか、科学とか、AIとか、政治経済とかですが、次に読む本はどんなジャンルがいいかなぁと考えました。 フィクション小説でも、単なる娯楽だけじゃなくて、社会問題を提起するようなものもあると思うので、小説でもいいかもしれませ…

日本経済再生のための施策

前回の日記で、日本経済の再生ミッションはかなり難しいので、リスクを避けて確実な道に全集中ズドンした方が良いと書きました。 ここで、ではその確実な道って具体的に何なのかアイディアを出そうと思います。 まず、日本は民主主義っぽい社会主義国です。…

現代貨幣理論(MMT)について

コトバンクでMMTという言葉を調べてみました。 ■現代貨幣理論-MMT(Modern Monetary Theory) 政府が自国通貨建ての借金(国債)をいくら増やしても財政は破綻せず、インフレもコントロールできる。したがって、借金を増やしてでも積極的に財政出動す…

戦争の発生条件

ウクライナが戦場になる可能性が出てきていますが、たまたまウクライナだった、というだけで、相変わらずその本質を見る必要があります。 戦争を起こすための必要十分条件は、2つあります。 ・相手の国への不信感 ・国益を求める強い欲望 ですね、これが揃…

「なぜ世界は存在しないのか」感想文 その8

7章 エンドロール -テレビジョン <要約> ・実存主義的な悲嘆の気持ちが生じるのは、人生にたいして、ありもしないこと(不死や、永遠の幸福、すべての問いにたいする答え、など)を期待するからだ。 ・重要な問題は、いかにしてわたしたちの人生(集合的…

「なぜ世界は存在しないのか」感想文 その7

6章 芸術の意味 <要約> ・芸術の意味は、わたしたちが対象を能動的に見ている様を自認することによって、わたしたちを「意味」に直面させることにある。 ・ゴッドロープ・フレーゲの用語法では、「意味(ジン)」とは、ある表現のわたしたちへの与えられ…

「なぜ世界は存在しないのか」感想文 その6

5章 宗教の意味 <要約> ・社会学者マックス・ウェーバーが言う「脱魔術化」とは、「『自然科学的に観察できる事態だけでなく、原理的にはいっさいのものを支配することができる以上、わたしたちの社会秩序は合理的なものである』と想定してよいのだと、わ…

休憩ほっとタイム

本を読むガッツがないので、今日は休憩します。そういう日もあります。 以前、VRを使った英会話学習があると便利だな、みたいなことを書いたんですが、英会話講師役である、擬人AIというものは危ないな、と思いました。 擬人AIというのは、人間そっく…

「なぜ世界は存在しないのか」感想文 その5

4章 自然科学の世界像 <要約> ・「科学主義」とは、「自然科学は現実いっさいの基層(世界)を認識することであり、自然科学以外の認識方法は、自然科学の認識に還元されなければならない」という考え方であり、これは誤りである。「科学主義」が誤りであ…

「なぜ世界は存在しないのか」感想文 その4

3章 なぜ世界は存在しないのか <要約> ・存在すること=何らかの意味の場に現象すること ・世界とは、すべての意味の場の意味の場であり、それ(「世界」)以外の一切の意味の場がそのなかに現象してくる意味の場である ・ある任意の意味の場の中に現象す…

「なぜ世界は存在しないのか」感想文 その3

2章 存在するとはどのようなことか <要約> ・対象が存在するということは、他対象との相対的な性質の区別によって、認識される ・すべての性質を備えた超対象は、一元でも二元でもなく、多元的な対象たち、という様相で成る ・存在すること=何らかの意味…