人間の行動パターン解析 その2

前回の日記で示した文字式は、なんか現実を説明しきれてないな、と思うのでどこが不十分なのか検討しています。

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意識=f(x)

環境の変化=f(y)

観測している要因による変化=f(y₁)

観測されていない要因による変化=f(y₂)

aは定数

 

感受値P={f(y₁)+f(y₂)}/f(x)+a

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この、意識=f(x)が、人間によって固定されていないんですよね。感情的になっている時と、理性的な時とでは、意識は差異があるでしょうか?

 

感情と理性の相克が、この式では表現できていない気がします。

 

そこで、まず、環境の変化の関数をg=(y)と変更しました。

「感情」を司るのが「感受性=f(g(y))」とし、

「理性」を司るのが「意識=f(x,g(y))」としました。

これでどうでしょうか。

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意識=f(x,f(g(y)))

感受性=f(g(y))

環境の変化=g(y)

観測している要因による変化=g(y₁)

観測されていない要因による変化=g(y₂)

aは定数

 

感受値P={g(y₁)+g(y₂)}/f(x,f(g(y)))+a

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感受性=f(g(y))というのは、視力や聴力のように、環境の変化をどれだけ大きく受信するか、を表す関数です。同じ変化でも、近くのときと遠いときではその総量が変わってきます。

 

こうなってくると、人間の行動パターンもバリエーションが増えてきましたね。

 

この式で得られる、ポイントは、

・g(y₁)とg(y₂)の比率(環境の観測能力)

・感受性f(g(y))の大きさと正負(刺激に過敏か、ポジティブ/ネガティブ)

・意識f(x,f(g()))の大きさと正負(感受値Pの分母の大小、善人/悪人、感受性の値の抑制効果)

 

とりあえずこれで、もう一回検討してみます。