数学入門 その3

やっと中学校の数学を卒業して、高校数学ⅠAに入りました。使っている教科書は、チャート式です。

 

わざわざ新宿紀伊国屋書店まで出向き、色々選んでみたのですが、一番使いやすそうだったのがこのチャート式でした。これは私が現役学生の時もあったので、かなりのロングセラー商品のようです。

 

面白いのが、難易度順に白、黄、青、赤とバリエーションがあることです。黄色はセンター試験レベルで、青は難関大学レベルだそうで、とりあえず基礎が疎かな私は黄色が合ってる気がしたので黄色を選びました。

 

実際に黄色をやってみると、解説がけっこうわかりやすくて、シンプルな構成になっていました。「知識のインプット→例題問題→練習問題」の流れで、普通に読み進めていくだけで、問題をドンドン解いていくことになる、という形になります。

 

まだ最初なので、式の展開とか、因数分解とかをやっているのですが、私は脳のRAMが小さくて暗算が苦手なので、とにかく1歩1歩、式の変形を紙に書いていく、という真面目な?やり方で計算しています。

 

そうしているうちに、手が痛くなるんですよね。スーパーで買ったシャーペンの持つところが細くて、どうしても後半手の動きが鈍くなってしまいます。

 

それを救ってくれたのが、ドクターグリップ先生です。今も売られているかは知らないんですが、引き出しの中に潜んでいたドクターグリップを探し出して、使ってみると、「うん、これはいい!」となりました。

 

チャート式とドクターグリップという便利アイテムを駆使して、今の所楽しく数学の勉強をしています。

 

高校数学の勉強は、陸上のハードル走みたいな感覚ですね。受験勉強は、やっぱりレースなんだなぁと思いました。受験勉強にめちゃめちゃ打ち込んで、問題になるのは、突き詰めると、競走馬みたいになってしまうことです。

 

競走馬の良いところは、脚が速い、そして脚が速い、とにかく脚が速いことです。悪いところは、整備された「レース場」をお膳立てしてもらわないと、十分に能力が発揮できないというところです。

 

レース場の外に出て、石ころが無造作に転がってる道とか、山道とか、海とか、自然界のあらゆるステージで速く走れるような馬が最も優れていると思います。

 

そして、数学の本質的なことに対しては、その主戦場はおそらく空中になるでしょう。つまり、翼の生えた馬、ペガサスにならなければ数学を極めたことにはならないのです。

 

難しいですね~私はペガサスになれるかどうか、それはこの先の努力次第でしょうか。そもそも、私にとって数学は、アルゴリズム習得→プログラミング習得の前段階なので、あんまり数学道にのめり込むのも回り道になってしまうな・・・と迷っています。

 

数学道を深く進むなら、高校数学では不十分で、大学数学をやることになりますね。そこまで、やるか、ある程度でおしまいにして、アルゴリズムに入るか、どうしようか。

 

迷ったときは、大体困難な道が正解と相場が決まっています。それでいくと、大学数学までやるのが正解ですね。自分の好きそうな数学のジャンルを選んで、ひとつやってみるか、と思います。

 

私のように理系の頭じゃないけど、数学をやりたい、という方はチャート式とドクターグリップの購入をご検討ください。とても使いやすいですよ!(個人の感想です)