【近況連絡ダイアリー6/1】日本政治の在り方

前回の日記を書いて、

 

「感受性ドライブの人は、かなりのハンデを背負ってるのに等しいな」

 

→「あんまり責任を追及しても、全体にとっての利幅が期待できないな」

 

ということを思いました。

 

私の日記は、急所ばっかりついているので、おそらく今までの日記が「ノイズ」を超えて「邪魔な岩」みたいに見えていたんじゃないかと思います。

 

ちょっと配慮が足りなかったですね、下手をこいて申し訳ないです。

 

しかし、感受性ドライブの人のことを信じてないわけではないので、

 

おそるおそる腫れ物に触るようなことはせず、率直に丁寧に書いていこうと思います。

 

私の今の関心は、「裏金問題で自民党政治が揺らいでいる」ということです。

 

安部派幹部5人衆とか、逮捕もされなかったので、「衆院過半数割れはありえるが、結局は大したインパクトないだろう」とその時は思ったのですが、

 

何やらまだ火が燻っているようで、直近の選挙でも、自民党推薦候補がまったく勝てていません。

 

私は「裏金問題」に関しては、比較的寛容です。

 

つまり、「政治で使う金は、透明性がなくても良い」という考えを持っています。

 

なぜかというと、「日本国民のうち、お金を大事に思っている人が大多数だろう」という推測を持っているからです。

 

政治の在り方は、国民の在り方に対応しますから、

 

国民がお金で動くような個体であるならば、政治も当然「金で動かす」メソッドを用いるのは、自然で効率的な手法だと思っています。

 

そもそも「お金が大事」というのは、公の場でおおっぴらに叫んだら「なんか品がない」と思われる可能性が高いですが、実質的にそんなに悪いことではありません。

 

お金って、かなり強いツールです。

 

信用価値をわかりやすく具現化しているし、システム適応性も流動性も高い。

 

「お金という強いツールにすがって、依存して、生きていこう」というのは、そこまで悪い筋ではないと思います。

 

なので、私は「お金は大事ですね」と率直に言いたいと思います。

 

で、「お金ツールに依存するのだから」「そういう態勢を多くの日本人が取るのだから」

 

例えば「企業が政治家に献金して」「その見返りを得る」というのも、ある意味では不可避であると思います。

 

企業側にとっては錬金術のような政治家への献金システム自体に問題があるかどうかは、とりあえずまだ先の話です。

 

原則として、「金依存態勢なのだから」「有利を得るために献金する」ことは、自然極まりない、あって当然の現象だという前提から話を進めていきたいと思います。

 

それを批判している人、「企業献金は無しにすべき」と考えている人あるいは、

 

「なんかよくわかんないけど、自民党は裏金でズルしている、国民を騙しているから」「自民党政治はNOだ!」と思っている人。

 

それらの人たちは、「金で動かないのでしょうか?」という問題提起をしたいです。

 

一般人は政治家とあまり接点が無い場合が多いですが、例えば「100万円」渡されて、「私の味方になって、私の有利なように動いてくれないか?」と言われた場合。

 

それに対して「その政治手法には問題があるので、金は受け取りませんし、お願いもお断りします」

 

と、もし「言える人だらけ」ならば、

 

「じゃあ政治も、金に関して透明性を持ってやらなきゃならんな」となり、自民党政治も改善されていくでしょう。

 

しかし、実際にはどうなんでしょうか?私はその情報を知ることはできないのですが、

 

「予想では」「大方の日本人は、金で動くだろうな」と今は思っています。

 

だからこそ、「裏金を作っている」という論点において、自民党を批判するのは「お門違い」だと思っています。

 

で、企業献金に関して言えば、

 

「企業が献金して」「それに対して、政治家が動いて、直接的にまた利益をバックさせる」

 

というのは、「ラクしすぎ」な面があると思います。

 

まるで工場のベルトコンベアを流れるように、金が増える仕組み。

 

この「ラクしすぎ」は、「腐敗」と言えると思うので、

 

やりすぎは弊害があります。肝臓に肥大した脂肪が溜まってるみたいな不健全さがあるという意味です。

 

なので、そういう不健全さを是正するために、

 

企業献金は、規制して禁止した方がいいね」という案は、一定の正当性があると思います。

 

何が言いたいかというと、

 

自民党がずるくて悪いから」→「企業献金禁止がいいね」という論は、少々乱暴な論だということを言いたいです。

 

自民党は、裏金問題に関してはそんなに悪いことはやっていないと思います。

 

でも、「腐敗構造は一定程度認められる」ので、

 

それを是正するために、制度で規制した方がいいね、という結論を得るのがフェアな考え方です。

 

国民がフェアに考えない限り、フェアで良質な政治家は立ちません。

 

その辺を、丁寧に進めて欲しいな、と私は思います。

 

私は自民党が、上手く軌道修正する方向の方が、望ましいと思っています。

 

自分たちを否定するのではなくて、新しい要素・概念を増設することで、アップデートしていくサイクルを回していく、

 

今はその絶好の機会です。

 

これが成功したら、日本全体として、「利幅がかなり大きいな」ということになります。

 

みんなでがんばるのが好きです。

 

おわり