東日本大震災

今日は3月11日なので、東日本大震災が起こってから13年です。

 

かなりの人数が津波に流され、亡くなった方、身柄が行方不明の方も多数出た激甚災害でした。

 

福島原発の事故も重なり、放射能汚染との戦いは、現在も進行していて、周辺地域の方々の苦労は想像を絶するものがあります。

 

頑なな規定路線であった、原発推進のベクトルが、「壁に激突して大破した」という印象を受けるのですが、

 

原子力発電は、フランスとかでも中国でも、かなり依存度が高く、

 

人類人口爆発のエネルギーを支える観点でいうと、「避けて通れなかった道」だとも思います。

 

つまり、チェルノブイリでも、福島でも、「原発事故による放射能汚染」は、ある意味、避けて通れなかった道、払わざるを得ないコストだと、私は思っています。

 

ただし、「きっと大丈夫だろう」「これはもう決まっていることだ」と、根拠無く決め込んで、リスクヘッジを怠るような作法は、改善した方が良いと思います。

 

このやり方では、放射能汚染だけでなく、他の要因でも、同様に「壁に激突・大破」のシナリオを繰り返す「狂ったおもちゃ」になってしまうので、

 

何か懸念や今まで見えてなかったリスクが見えたときは、

 

「一旦立ち止まって」

 

「オレたちは今、一体何をしようとしているんだろう?」

 

という疑問提起や検証を、丁寧に行ったほうが良いと思います。

 

車の運転で、見通しの悪いT字路で、一時停止して左右確認するのと同じ事です。

 

それができないのは、「止まることの恐れ」「その恐れを覆い隠すための虚勢」

 

がある場合だと思うので、

 

私のような簡単に命をBETできる危険思考の持ち主でもわかることですが、

 

「恐れるべきときに、恐れるのは当たり前のこと」です。

 

逆に、「恐れるべきときに恐れない方が、死ぬほどやばい状態」です。

 

そういう態度は「強硬で」「勇ましい」「自信満々で頼りになる」という印象を受けやすいのかも知れませんが、

 

実際に事故を起こさない・生き残る生物は「ちゃんと恐れを知っている人」だし、

 

その「恐れを」「有効活用できる人」です。

 

ということで、次なる放射能汚染事故を起こさないためにも、

 

みんなの「恐怖」という機能周りの再確認をして欲しいなと思います。

 

東日本大震災でダメージを受けた地域も、復興しつつある地域があると思います。

 

その再起・再生は、素晴らしい業績であり、賞賛に値すると思います。

 

地元の人もすごいし、政治や行政も、がんばったのだと思います。すごい!

 

破壊が優位の世界で、生活や生業を守ることは大変ですけど、

 

大勢の色んな立場の人が力を合わせれば、きっと上手くいくと思っています。

 

ということをニートの私が言っても説得力が無いですけど、

 

素直に、地震災害から復興したら、嬉しいです。