今日、世界の認識について考えがまとまったので書こうと思います。
なお、この情報は「お告げ」や「お告げを手がかりにして収集した情報」ではなく、私の純粋な想像なので鵜呑みはやめたほうがいいです。
想像の真偽はさておき、この想像によって世界が解けたので、「そういう信憑性の高い見方がある」という認識がいいでしょう。
■ALLと人間の差異
ALLとは、全部です。神と言うよりも、わたしたちすべてを含んだ全部です。
まず、ALLと人間の最も重要な差異について。
私たちは、「外」と「内」という概念があります。外を見れば他人とか、外国とか、木とか、鳩とか、います。そして、私たちの内部には、心とか、臓物とか、思想とか、あります。
この性質が、ALLにはありません。ALLには「外」はなく、「内」しかありません。
正確に言うと、「外」をすべて含んで、全部「内」カテゴリにぶっこんでいる状況です。
この技術は、ALLのシステムの中枢に位置する、かなり重要な技術だと推測します。
元々は、ALLも「外」はあるのですが、「外」はどこどこまでも広く、なんでもあるので、ALLは「外に意識を向けても途方もない」から「無意味」なのです。
だからこそ、外のことがらは、すべて内に取り込んでいる。わかりやすく言うと、「外のものをすべて食って包摂している」という食いしん坊スタイルです。
仮に、外にDV夫がいたとすると、そのDV夫を内部に宿すことになります。
DV夫を、「内部に取り込んで」「それを技術で消化する」というプロセスが主旨になります。
私は、前の日記で「ALLは風呂敷を広げまくって、制御できていないのではないか」という懸念を持ち、「自発的に規模を適正なものに縮小するなりするべき」だと書きました。
しかし、実際は、ALLの意志で、風呂敷を広げまくって、肥大化したわけではないのです。
外部をすべて飲み込んで(「外」という概念を捨てて)、それらを「自分事として」「内部的に」処理しまくった結果として、肥大化してしまった、という不可抗力的な現象です。
外のDV夫が1人だけなら小さい風呂敷で対応できますが、外のDV夫が1万人いたら、それ相応の巨大規模のシステムができあがってしまいます。
地球に人間は75億人もたくさんいますが、それもALLの自由意志でそうしているのではなく、「外がそのようだったから」そうなってしまった、ということです。
「なぜ戦争や、悲惨な社会環境がなくならないのか」という問いに対しては、やはり、「外がそうだったから」という答えになります。
見ようと思えば「外」はあるけど、「外」の概念を捨てた場合を想像するとわかりやすいです。
どうなるかというと「目に付くものすべて取り込む」ということが起こります。「負」の性質のものが大量にある場合は、その反転の「正」を抽出するなどのテクニックで、解決していきます。
そのテクニックの性能限界を超えたものを取り込んだ場合は、「じゃあそのテクニックの性能を上げようか」という志向に必然的になります。
それが、ALLのシステムが洗練されている理由です。
■ALLは効率ロスに殺される
「外」を捨てて、「外」から取り込んだものが負であれ、複雑であれ、内部に取り込んでしまえば、研ぎ澄ませた技術でけっこうどうにでもなります。
問題は、その技術を運用する際に発生する「効率ロス(無駄)」です。
100の負の性質のものを取り込んで、本来100の正の性質を抽出しなければいけないのに、実際は99とかになります。
この効率ロス「1」が積み重なると、困ったことになります。
このロスでさえも、色々技術でごまかすことはできますが、その途中経過を省くと、最終的にはこのロスは無視され、外に排出されることになります。(ALLには外は見えていませんが)
外は「はてしなく広くて」「なんでもある」世界です。
そういう世界に、企業努力で最小限に抑え込んだロス分を排出しても(海に原発処理水を流すようにしても)、あまり影響はないかもしれません。
しかし、影響はあるかもしれない。わずかなロスを、何億年もかけて外に流し続ければ、積もり積もって対処不能な大きな負債が膨れ上がっているかもしれない。
ALLにとって「外」は制御不能なのです。
■ALLはいつか必ず死ぬ(=死ぬまで、できるだけのことをする)
「外」に「ロス」を垂れ流し、その問題を無視するならば、けっこうどうにでもなります。脅威は外にはなく、自分の内の中にしかありません。そして、技術を研ぎ澄ませ続けています。
恐れることはありません。「つらいけど、まだやれる、うん、まだやれる」です。
これを継続していると、ALLシステムはどんどん肥大化して、精密化していきます。それが、私たちの認識している世界の在りようです。
つまり、大きく広げた風呂敷を畳むことは、ありえないということです。畳む「意味」と「効能」がないからです。
私たち人間は、外の世界があるので、それとのバランスとりのために事業規模を適正に縮小したりする発想はありえますが、ALLには外の概念がないのでその発想はありません。
どんどんシステムが大きくなり、精度も上げる旅は、いつまででも続くようです。それこそ永遠に。
だからこそ、ギャンブラーが負けるまで賭け続けるのと同じように、ALLはいつか必ず死にます。正確に言うと、「死ぬその時まで営みを続けます」。
地球も、太陽も、いずれ爆発して、すべての人間が死滅します。
それと同じようなイベントが、ALLにもいつかは降り注ぐことになります。
そして、ALLはそれを知っています。
「どうせ死ぬなら、がんばっても無駄じゃん」とは思いません。持っている技術で、まだやれるんだから、戦えるんだから、できるだけの最善を尽くし続けるだけです。
こうしてみると、「死を無視して」「死に抗って」いるALLは、人間の生き様とほぼ同じということになります。
ALLは加えて、「死を覚悟」している可能性が高いです。人間にも、死を覚悟して、できるだけのことをやっている人は一部いるでしょう。
(感想)
私は数日前に、タバコを1箱買って、吸ってみました。
禁煙していたのですが、どうしても吸いたくなって1箱だけの気持ちでした。
今、あと残り1本になっています。
私はこれを明日吸うべきか悩みました。
「タバコを吸うのはロスになりうる」と思いました。
「タバコを吸って(ロスを生んで)ALLと自分の寿命を縮めるか?」
「いや、まだ戦えるし、いずれ必ず死ぬんだから、寿命を意図的に縮める必要はないだろう」と思いました。
まだ、やれる。私の答えはこうなりましたので、明日のゴミ出しのとき残りの1本のタバコを吸わずに捨てようと思います。