A diary 9/8

金融本を読み終わりました。金利スワップとか、概要はわかったんですが、実際に日経新聞見て、取引すると仮定したときに、どの数字を見てどう判断してどう取引すればいいのかが身についていません。

 

金融の世界は、自分と相手、買いと売り、とかでミラーになっているので、頭がこんがらがってきます。

 

でも、基本的には白と黒の組み合わせなので、こういう回路を頭に作ってみれば、市場のあらゆる動きを解析して、読むことはできそうだし、遊びとして楽しそうだなぁと思います。

 

私はこういう白黒オセロパタパタが複雑になってくると、わけわからなくなるので、概要がわかっただけで満足しようと思います。

 

分子生物学の本は、難しすぎて読むのを断念しました。用語がわからなさすぎて、構造やロジックにまでたどり着けなかったです。残念。

 

次に歴史の本をチラリと読んだのですが、これまた用語がよくわからなかったので、もうお勉強の読書はいったん止めようと思いました。疲れちゃうので。

 

今は、小説を読み進めています。

 

村上春樹さんの「ノルウェイの森」を少し読んで、けっこう読みやすくて面白そうだなと思って、読むのを留保しています。

 

元々、紙の本で「世界の終わりとハードボイルド」を読んだことがあるのですが、この作品は何が言いたかったのかよくわからないけど、つまらなくはなかったという印象でした。

 

村上春樹さんの作品は読んでいてわかりにくさの障害がないし、常に空想をぽわーんと誘ってくれる描写が多いので、スキューバダイビングしているような浮遊感があります。

 

ノルウェイの森」は自腹で買ったのですが、まだKindleアンリミテッドの期限内なので、読み放題コーナーから伊坂幸太郎という方の「グラスホッパー」という小説を読んでいます。

 

何やら、「グラスホッパー」は三部作のうちのひとつらしく、他の2作品「AX」「マリアビートル」というのもダウンドードしました。

 

話は日本を舞台にした「殺し屋」たちの物語なのですが、こちらも言葉の表現が読みやすく、けっこう楽しいです。

 

ただ、「殺し屋」の話なので、若干、漫画の「闇金ウシジマくん」的な、裏社会の非日常を売りにしている所があり、心がちょっと荒んできますね。

 

グラスホッパー」の中で、今日読んだ部分に「政治家の世界に善悪のルールはない」という趣旨の表現があり、なるほど、と思いました。

 

善悪がない、善悪にこだわらない、別の軸にこだわる、そういう考え方もあるな、と気づきました。

 

善悪にこだわらないと、独善に陥りがちになるので、「人との繋がり・社会性を持った上で、何かの軸にこだわる」というのは面白そうだなと思いました。

 

「社会性を持った上で、金儲けにこだわる」とか、これは私以外の多くの人がやっていると思いますが、

 

「社会性を持った上で、○○○にこだわる」

 

金以外の○○○を見つけられるようになりたいなと思います。