A diary 8/29その③

FNNプライムオンラインで、メンズコンカフェという業態にはまる若い(10代~20代)女性がいるという記事を読みました。

 

メンズコンカフェとは、ホストクラブのライト版みたいな感じで、風営法の対象ではないグレーな業界らしいです。

 

「接待」すると、風俗店になってしまうので、その許可が下りていないコンカフェ店は「お客とカウンター越しに向かい合って立つ」みたいに接待にならないようにしているとか。

 

で、以前テレビのニュースでも見たことがありますが、若い女性には払えないような酒を開けて、その支払いを借金として背負わせて、強制売春させて回収するみたいな問題があるそうです。

 

ホストクラブっていうのは、普通の恋愛で何かトラブルになって、現実の男との関係に絶望した女性が、癒やしを求める場だと、私は思っています。

 

その、ある意味荒んだ心をターゲットにする商売が、10代・20代の女性の間で流行っている、というのは「かなり早い段階で現実に絶望しているんだな」という印象を持ちます。

 

この視点だけだと、あんまり希望がないような感じになりますが、私が「おやっ」と思ったのは、お客が、コンカフェのアイドルのような推しの男性店員に、めっちゃ投資しているという点です。

 

これは、お客の女性側に、人間愛がちゃんとあるってことでしょう。

 

私は人間関係にそれほど期待をしていないので、人とも疎遠になりがちです。

 

しかし、消費活動としての推し活であっても、人間相手の関係性に価値を置いているのだから、そういう意味での感覚は正常なんだと思います。

 

問題は、

 

1,リアル恋愛が何らかの理由でできない、のめり込めない

2,コンカフェの推し店員に金を貢ぎすぎて破産する

 

でしょうね。リアル恋愛ができない人は、そういうコンカフェとかホストクラブとか、行くのは自由だと思いますが、私目線では、普通に一般人の彼氏を作れる女性ならば、その方が安全で気楽で楽しいだろうな、と思います。

 

かっこいい理想的なアイドル男性に、金をつぎ込む場合も、自分の首が回らなくなるくらいの投資は、冷静にストップして思いとどまった方がいいと思います。