最近の週で、3度目の為替介入が本日0時頃にあったようですね。
現在(10:42)時点で、1ドル153円になっています。
介入の間隔がやや短い(期間当たりの変化が大きい)印象を受けますが、取りあえず153円という水準なので(160円を超えそうだった状況と比較して)好ましいと思います。
ナイス為替介入!ありがとうございます。
おそらく、今回の一連の介入は、かなり計算されているようだし、後年検証を受けても、「正着だった」という評価になるだろうと私は思います。
いいですね~ベストを積んでる感じが。これやり続けると、中長期的に上手くいくんですよ。
ヤフーニュースの記事を読むと、
為替介入でドルを売っても、その後、刹那的に駆逐されたFX勢の損失分を取り込む形で、短期債務みたいな形で円を買い戻し、弾丸補充するというサイクルが実施可能、
と書いてあったので、
なるほど、私は弾丸は20兆円だと想定していたけど、実質は、もう少し規模が大きいのかもしれないんだな、と思いました。
ヤフーニュース記事では、弾丸は「おそらく30兆円程度」という予想を出していました。
ただ、為替介入はそもそも恒久的にやる(できる)もんじゃないと思うので、
予定弾丸を撃ち終わったら、「おしまい」にした方がいいでしょうね。
為替介入というカードを使い切る、ということです。
そうなったら、麻雀の裸単騎待ちみたいにノーガードになりますが、
それはそれでいいでしょう。受けて立つのが良いと思います。
そっからの逆境は、「人」ががんばるしかありません。
なので事前に、「人ががんばって成果上げてもいい」環境を整備した方が良いと思います。
競走馬に適度な「重り」を付けて走らせるのはいいけど、そもそも運営母体が、競馬場の整備とレースの開催をしなければ、勝負が始まりません。
運営側が、馬(人)が走りまくって、経済成長が行き過ぎて、過度にバランスを崩すことを懸念しているのは理解していますが、
人をゾンビのように腐った塩漬けにして、ダメにするのも、過度にやるとバランスを崩す要因になると思います。
どうせ、鈍った体の人は、がんばっても速く走れません。
長期的な動向予測(精度高くできると思いますが)に基づいて、最適なバランスを取った施策を期待しています。
そして、その施策が真に最適であるかどうかについては、私は測る手段も能力もありませんので、単純に信じて受け入れるつもりです。(文句はあまり言いません)
構造的利害対立関係にあるプレーヤーそれぞれが、自分のベストを積み、綱引きがある中で、「結果的に」バランスを取るというゲームです。
これがマイブームの「なあなあコントロール」です。
ブームはおそらく長期的には一旦去りますが、このブームに丁寧に乗るのが良いと思います。
おわり