「政府から少子化相のポストについてもらうように打診を受けました」
「財務相との兼務したい希望を言ったところ、それも通りました」
という内容のツイートをして、私もそのツイートをリアルタイムで確認して、
「おぉ、なんか政界で変化が急に動き出すのか?」と少し驚きましたが、
実はこれはエイプリルフールの「ウソ」だったという、カミングアウトが泉さんからあったそうです。
「なぁんだ~やっぱりそんな急激な変化は無いだろうな」と納得した反面、面白そうな展開がナシになったので残念にも思いました。
私も長年日本に住んでいますが、「エイプリルフール」っていう習慣が、全然身についてないんですよね。
欧米の「退屈してる」人たちにとっては、けっこうこういう刺激が楽しいんだと思うんですけど、
「ウソつかれたら」普通は、「なんだよ~」「しょうもねぇな~」と思いますよね。
泉さんははっきり「エイプリルフール用のウソでした。期待された方ごめんなさい」と言っていますが、
おそらく、本当は「そうなりたい」っていう希望を持っているんでしょうね。
「よし、オレもやりたい!」「やらせてくれ!」という気持ちがあるんだと思います。
ただ、少子化も、大きな流れのひとつだと思うので、
それに流されながら、「その枠内」でベストを尽くすのが「受け」として正解だろうと思います。
「少子化で問題がたくさん起こるから」→「子供増やそう」って
当たり前と言えば当たり前なんですけど、手法としては安直すぎな印象を持ちます。
そもそも、「人口増」に頼りすぎな面があって、それが問題なんだと私は思いますよ。
なんか、イーロンマスクさんとアマゾンのベゾスさんが
「人間が宇宙環境で棲息可能にして、人口を1兆人に増やして植民しよう」みたいな計画出してますけど、
これはあえて私はノーコメントにしますが、
「それが一体どういう意味を持つのか」の想像は、みなさんにお任せします。
勘がよければわかるでしょう。
私の意見としては、
経済成長には、人口増が背景にあるケースもありえますが、
経済成長のトリガーはその要素だけではないので、
「人口数の管理」をきっちりやるというカードを切らないのであれば、
子供が何人産まれるのかというのは制御不能な「結果」でしかないので、
その「結果」を絵合わせ麻雀のように操作するのではなく、
人口増以外のトリガーで経済成長を目指して、
「あぁ、人口減っちゃったの、それ織り込んで政策策定すっか」とか
「あぁ、人口増えてんな。じゃあそのボーナスもらいつつ、長期的には、その波を抑え込む必要あるな」
とか、解釈しますね。私は、ですけど。
極端なこと言うと、
「最善を尽くした、という自己評価があるならば」
「健康保険・年金が実際に立ちいかなくなって破綻しても」
「まぁしょうがないだろう。よしとしよう」
っていう感じで良いと思います。
「適当なこと、手抜き・怯えによる背中を見せての逃げ」がまずいのです。
一兵卒がそれをやっても負のインパクトは微細ですけど、
責任ある立場が、それやったら、
「数字上、もし上手くいっているように見えてても」
「不合格・赤点」ですね。
ちゃんとした評価軸を自分の内面に用意すること。
それができないのであれば、そもそも戦う機会すら失いますよ。
ただ破壊して、破壊をやりすぎて、お払い箱コースです。
がんばって避けて、生き残れることを祈っています。
おわり