未来の事って基本考える必要がなくて、
私は未来予測とかはやりますけど、それは「そうしなきゃ不安」だからやっているということです。
安心して、今の連続に乗る、今を見続ける、って姿勢が、優等生です。
ただ、その優等生として、うまく立ち回ることが非常に高い能力が求められるので、
仕方なく、「未来予測せざるを得ないな」という感じです。
で、日本とか、世界情勢とか見ると、
人口が明らかに膨れ上がりすぎて、資源の価格も上がっています。
後進国や、今イケイケドンドンタイムの振興国とかは、これから大量生産の傾向を持つでしょう。
で、先進国は「少子化傾向」です。
あと、環境破壊問題も大分前から立ち上がっています。
となると、
「このままの生産消費ペースだと、資源が足りなそうだな」
「地球全体が、過熱状態からクールダウン方向にいくだろうな」
という予測が立ちます。これは、別に超能力じゃなく、誰でも納得できるような、
「リンゴを木から落としたら地面に転がるだろうな」レベルの未来予測です。
でも、
「オレは永久にイケイケドンドン、突っ走りたいんだ。それが楽しい」とか
「都合の悪い事実は見ないで、無い事にする」とか
「それを考慮することは私の仕事じゃない(私は所属する組織の上司の指示を仰いで動くだけだから)」
とか、それ自体は別に悪いことじゃないんですけど、
結果として、因果関係として、それによって、破滅的な結果を出す、というのは私の目から明らかなので。
産業革命以降、なんとしても苦しみから脱出したいがために、がむしゃらに突っ走ってきた歴史が、
折り返しの時期に来ているな、という見通しは、共有できると思います。
問題は、それにどう対応するか、具体的なプランやアクションが明確で無いということだと思います。
私が前の日記で書いた「ヒント」は、その解決キーのひとつになりうるのですが、
気づいた方はいるでしょうか。いてくれたらスムーズになるんですけど。
要点は、ここでもやっぱり「自力でやる」ってことなんですよね。
自分たちで自分たちを制御する。
例えば車乗ってて、
あなたがめっちゃスピード出したりして、気持ちいい、楽しい、と。
そんなあなたを見て、「ヒュー!カッコイイ!」とかみんな褒めてくれたら、
「デヘヘ」となって、
「よっしゃスピード出しまくるぞ~そうすればもっと楽しい!」
ってなって、
で、結果、目の前の思ってたより急なカーブで、
壁に激突死とか、
嫌じゃ無いですか?私は嫌ですね。安全がいいです。ただ車で移動したいだけですから。
こういう制御って、自分でやった方がいいと思う派です。
もちろん、プロレーサーレベルの運転技術を得るのは難しいですけど、
普通に車運転する、なら、気をつけて運転すればできます。
暴走運転して事故るって、
全然周りが見えてないってことです。
別に「ずっと悪いことばっかり考えてる人」でも、周りが見えてたら、カーブでは普通に減速しますよね。
つまり、単純に「能力問題」だなってなるのです。
「歴史の転換点だからって、どうすればいいのかわからないよ」
って人もいるかもしれませんが、
今言及した件に関しては、
「過剰生産、過剰消費、もう無理筋だから、減らしていこうね」ってことです。
選べる選択肢は2択です。
①生産減を、自分たちで制御するか
②壁に激突して強制的に、生産減になるか
「壁に激突して大破してもいいから、自分たちの好きなようにやりたい」
っていう、筋金入りのチョロQっぽい人がもしいたら、ちょっとそれは相談(議論)が絶対必要になってきますが、
まぁ、私の普通の感覚では、
「安全がいいよね」
「生産減の枠内でベター・ベストを追求してったほうがいいよね」
となりますね。まぁこれは私が勝手に設定してる「普通」ですけど。
私は前の日記で、「世界には(人視点以外の)無数の視点が存在する」と書きました。それが情報世界という解釈方法だと。
要は、
「人目線でメリットのある、森林伐採とか、焼き畑とかやったら」
「森の動物たち、絶滅しかけてるね」
じゃあ、それを防ぐには
「森の動物たちの目線を取り入れた方がいいよね」
あらゆる人と人外のプレーヤーの視点を取り入れて、
バランスとったらいいよね。
という、言葉で説明すると、非常に簡単な、はっきりいって陳腐なアイディアですよ。
でも、それで「ベター・ベストな生産減」が実現しうるんだから
それでいいじゃんって私は思います。なんの捻りもない、平凡な発想です。
平凡じゃ無くて、特別なことしたい人は、
その平凡な発想ベースの計画において、プランの精度・アクションの精度を極限まで研ぎ澄ませばいいと思います。
「そこ」をゲームのフィールドにしよう、と決めるということです。
みんなで協力して、分業して、同じ方向を向いてやれば、きっとできると思います。
という夢を見ています。
さて、実現するでしょうか。実現したらいいなぁ。