今日、駅前で、中学生らしき5,6人が募金活動をしてました。
すぐ傍に、引率らしき大人(教師?)がいて、寒い中、「○○募金をお願いします・・・」と声を出していた。
募金している学生たちが、かなり印象に残ったのですが、それは「かなりテンションが低くて、やる気のない声出し」をしていたからです。
「やる気はないけど、先生にやれって言われたからやってる」みたいな感じがありありとしていて、「おぉ、大変だな」と思いました。
私は、寄付は少額するけど、募金はしないんですよね。
なぜかっていうと、「募金している連中の素性がわからないし」「出したお金がどう流れていくのかも不明」だからです。
学生らしき人たちが募金しているのであれば、ある程度信用できますが、
彼らは集まったお金を実際に処理するわけではなく、別の教師らが、そのお金の管理をするのでしょう。
教師「集まったお金で、飲みにいきましょーか」とはならないかもしれませんが、
教師「集まったお金で、学校の備品買っちゃえ」となってもありうる話です。
つまり、「募金」って、お金の流れが不透明すぎる、「ブラックボックスに金投げる」みたいなことです。
それは、お金出すかどうかは人それぞれですが、私はやりません。
でも、この日本の経済危機において、誰も彼も多くの人が生活費も十分に確保できない状況で、
「募金活動をGO」する「教師の考え」がよくわかりませんね。
寒空の中、やる気のない声を出し、誰もお金を入れてくれない・・・
そういう修行なんでしょうか。耐え忍ぶ戦いでしょうか。
多分、「これも教育の一環です」あるいは「毎年やってるから今年もやりました」なんでしょうけど、
「募金って何なんだろう」という座学でも、十分だと思います。
例えばアメリカでの募金活動はどんなもんか?とか、日本と比較してみるとか。
私のように、「募金活動には一切参加しない」と決めている人は、おそらく他にもいると思うし、その理由も、多分私と同じでしょう。
だから、チャリティーをやりたいなら、「自分でバイトして稼いで」「その給料から一部を寄付に回す」という活動をおすすめします。
あるいは、日本での「寄付」の普及活動とか。
今まで寄付したことないけど、興味があるという人向けに、簡単なガイダンスのチラシ(代表的な寄付先の一覧とか載ってるやつ)を作って配って、寄付を世に広める活動とかの方が、
ブラックボックスを持って、嫌々声だしするよりも、はるかに学びのある体験になると思います。
私は、アメリカの寄付の在り方に興味あるし、世の中にどんな組織が寄付を募っているのか、知りたいです。
自分が知りたいから、そういう提案をしています。