ツイッターの未来

ツイッター(X)の今後について、イーロン・マスクさんが「電子決済とか、色んなサービスをまるっとできるようにしたい」という趣旨の発言をしたそうです。

 

私がフォローしているある方は、「イーロンのさじ加減ひとつで凍結もあり得るツイッター(X)で決済サービス利用する人なんていないだろ」というツッコミをしていて、なるほどその通りだなぁと思いました。

 

私の個人的な意見としては、

 

時々、無料で漫画をアップしている人がいて、興味が湧くんですけど、今のツイッターの仕様だと、羅列された画像をひとつひとつ「開いて、読んで、閉じて、画面スクロールして、開いて・・・」の操作が必要になり、

 

単純に「漫画が読むのが煩雑」だから、最後まで読むのを諦めるケースが多くて、それを改善して欲しいなぁと思います。

 

なので、「無料漫画コーナー」みたいなタブを作って、そこに駆け出しの漫画家さんとかが自分の作品をアップして、評価をもらう、みたいに独立させるのはいいんじゃないかなと思います。

 

他にも、「議論」タブとか。

 

あるお題に対して、色んな人が自分の考えをツイートして、それを五月雨式にアップさせたら、「うんうん、いろんな考え方があるなぁ」と勉強になります。

 

前からあるネット掲示板みたいな機能。

 

ネット掲示板だと、スレッド主が「このテーマで話そう」みたいに、がっちり決まっていて、その縛りに従ってみんなが書き込む形ですけど、そうではなくて

 

「任意の議題に対しての任意の人の意見を縛りなしで集めて置いて、それを「議題ごとに」表示を集約させる機能がいいですね。

 

それができたなら、例えば「イスラエルパレスチナ問題」に関する色んな人の意見を一覧表示できて、それを眺めていれば、とても有益になります。

 

とりあえず今は関心の無いトピックに関するツイートを見ないことができる、閲覧効率性が上がるというワケです。

 

あとは、「事実周知・情報提供タブ」とか。

 

専門家の方からの情報提供とか、街中でこんな事件があった、とか、「みんなに広く事実や正しい情報を知って欲しい」という場合、このカテゴリに投稿すれば、「事実に基づいた正しい情報」に触れることができます。

 

そこでは、当然「デマを流さないこと」というルールを作って、それに反するアカウントにレッドの色を付ける、とかアカウント凍結する、とかすればいいです。

 

逆に考えると「事実周知・情報提供タブ」以外のカテゴリでの投稿は、「すべて嘘の可能性がある」とユーザーは判断できるので、

 

「悪意をもってデマを流したい」工作員も、そのカテゴリに投稿せざるを得なくなります。そこで、ルールに反するアカウントを網で魚釣りすれば、一掃に近いことができます。

 

このように、スマホ画面上でタブで区切られた、カテゴリ毎に、厳格なルールを設けて、運用すれば、「ユーザーにとって安全な、効率の良いツイッターライフ」が送れるんじゃないかと思います。

 

私がツイッターをいじるとすれば、こうやりますね。

 

イーロン・マスクさん、どうでしょう?目先のスポンサー集めも重要ですが、「ツイッターの今の機能の範囲内で」「その質を上げる」という志向で、地道にユーザーの人気を積み重ねていく、というのが王道だと思います。

 

「気に食わない旧ツイッターに不満があり、ただそれを破壊したかっただけ」という動機だったら、「ツイッターの後処理めんどくさいな」と思うかもしれませんが

 

ツイッターには社員もいるし、ユーザーもいるんだから、それらステークホルダーの利益を考えた方がいいんじゃないかと思います。