娯楽性日記 7/31その②

現在15:00。散歩に行くまであと2時間。日記でも書こう。

 

AIに関して、面白いことを思いついた。

 

それは、「自分をコピーした対話AIの作成」です。

 

これは何かというと、対話型のAIなんですが、それが自分のそっくりな、クローンみたいな精度の高いコピーを作ることです。

 

私のコピーだったら、私の日記とかツイッターのつぶやきとか読み込んでもらって、それに加えて、AIとの対話を重ねて、作ることはできそうです。人格のコピーですね。

 

で、そのコピーができたら、「みんなのコピーを一堂に会す」のです。

 

これで、議会のシミュレーションができます。1000万人分、1億人分のコピーも、まとめてひとつの議会に納めることはできるでしょう。

 

このシミュレーションにより、「この意見が、最も多くの参加者の賛同を得られた」という結果が出ます。

 

副産物的に、「それが誰(複数もありうる)の意見だったか」もわかります。ヤフーニュースのコメントで、たくさんいいねをもらってる意見みたいな感じですね。ヤフーニュースコメントよりも、もっと大規模でありながら、精度も確保できているような議会シミュレーションです。

 

で、これができると、もはや「誰が」良い意見を出したか、というのはあまり重要ではなくなってきます。

 

「この意見が最も皆の納得を得た」という事実があれば、十分です。

 

その事実に対して、政治をする人が判断して、「この結果には不服がある」「判断材料とされている前提の情報に不足がある」と思ったならば、事実に即した新たな情報を、議会シミュレーションに投下すればいいです。

 

裁判で、証人を呼んで新たな証言を得る、みたいなことですね。

 

こんな感じで人格コピーAI議会をリアル人間が履歴追跡したり、データ追加したりして、「より多くの人が納得する意見が何か」「過激派とされる外側域の人がどれだけキレるのか」とかがわかり、政治に役立つと思います。

 

私は、政治に役立つかは特に興味がないのですが、純粋にこの、億人単位の人格コピーAI議会をシミュレートした場合、一体どうなるのか、やって観察してみたいです。

 

おそらくこれで、「政治でカバーできることとできないこと」「政治パワーの限界」がわかると思います。

 

「政治ができるのはここまでなら、じゃあ足りない分は自分たちで工夫や努力するしかないな」という判断が、広く浸透したなら、リアル世界にも面白い変化が出てくると思います。

 

このようにAIで遊ぶアイディアは、いくらでもありそうです。