娯楽性日記 7/31その③

この、当たり障りのない、毒にも薬にもならない日記を書くことにはまっています。実際はどうかわかりませんが、それをちょっと追求しています。

 

今回のテーマは、政治家の外遊について。

 

ヤフーニュースによると、自民党女性局の国会議員数人と、地方議員を合わせて約40人くらいが、フランスへ研修旅行に行ったそうです。

 

そこで、エッフェル塔前ではしゃいだ写真などが当該議員のSNSにアップされると、一般の方から「税金使った、ただの旅行じゃないか」とか「研修でどのような成果があったのかちゃんと説明がないからダメ」とか批判が上がってるらしいです。

 

面白いのが、この件に関して、いろんな人が意見を出してるところですね。私はいろんな意見が大好物です。

 

ひろゆきさんは、「外遊自体は悪くないので、批判するようなことじゃない。ただし、この経験を活かして、次の国会で議員立法をするはずなのでそれを待ちましょう。もしそれをしないのであれば、無能議員確定です。」みたいな内容をゆってました。

 

ホリエモンさんは、「批判はただの嫉妬であり、しょうもない。自身の経験上、海外研修は、その現場に行くというだけで十分成果はある。」みたいな内容をゆってました。

 

それぞれ、キャラクターがあっていいですね。

 

あと、アルピニスト野口健さんは「海外視察は重要で、行っても良い。ただし、余計な写真をSNSにアップするのは不要で、視察の成果だけを報告すればいい」みたいな意見で、この意見は世論の多数派と近いようです。一番、波風が立たない中庸な意見ですね。

 

私としては、自分に行動力がないので、とりあえず異国を見本のひとつとして、行って見てみる、のは良いことじゃないかな、と思いました。

 

ただ、そこから吸収できる体験の「質」に関しては、行く人の心構えによって、石にも玉にもなるだろうな、と想像します。

 

どういう目線で、そのフランスの現場に切り込んでいくのか、この体勢ができてないと、「ただ行ってみて、雰囲気を感じて、数週間後には忘れてる」みたいなことになると思います。

 

例えば「フランスでの人権意識はどうなっているか」という切り口で現場に当たれば、そこに住むフランス人の一言一言や、所作から、くみ取れるものがあると思います。飲食店の清掃係に対する雇用主の態度とか。又は、建造物がバリアフリーになっているか、いないか、とかからも、人権意識をくみ取ることができます。

 

このような視点を持たなければ、ただの楽しい海外旅行に終わるかもしれませんね。

 

その上で、私は、女性議員の方が楽しい海外旅行をしてても、あまり気になりません。本人たちがリフレッシュできたならそれでもいいし、そもそも私は海外旅行をあまり楽しいと感じないからです。

 

海外旅行は、楽しいよりも「しんどい」や「怖い」が先立つので、私は遠慮したいです。他の人が海外旅行を楽しくやっていたら、「あら、いいですね~」と思うだけです。

 

世の中の多くの人が、ホリエモンさんの言うように、もし嫉妬しているとしたら、みんなは海外旅行を楽しめるタイプのようですね。

 

そのアクティブな志向を、私はうらやましいと思います。