今回も、ただの個人の一意見として、棄却するなり、保存するなり、ご自由です。
私は、政治には興味ありますが、コアとなる「支配欲」が、おそらく平均以下しかないので、具体的に政治とはなんぞや、と言うことに対しては全くの無知です。
なので、政治家はかくあるべし、とかは能力的に言うことはできないのですが、
最近のパーティ券代の裏金化問題が先鋭化しているように、「ずうっと自民党が政治を担ってきて、日本の現状がある。そのダラダラ具合が許せん」という世論が大きくなっているようにニュースとかSNSとか世論調査結果とか見て感じます。
私としては、当然、政治家の人も上手くやってくれるといいなぁ、自民党が過半数超え与党であるならば、自民党も上手くやってくれたらいいなぁと願っています。
で、今日見たヤフーニュースでは、経団連会長の十倉会長が、「経団連は自民党に年24億寄付している。その寄付行為自体は、世界基準で見て普通のことであり、何も問題がない」という趣旨を発言したそうです。
ぱっと見、「立場が上の人間が、こぞって利を貪り、立場が下の国民を犠牲にしている」という印象を持ちますね。
それはまぁ程度の問題で、「そういう側面は常にあるけど」「やりすぎは良くないね」という解釈で良いと思います。
で、昨今の円安ブームによって、輸入価額が上昇し、スタグフレーションみたいになり、家計に打撃となり、日本そのものの屋台骨が経済的にぐらついているという状況があります。
「その状況にあるのに関わらず」「相変わらず立場の優位性を振りかざして、それに頼りっきりで」「現状維持で良いと思っている」態度に、国民は怒っているのだと私は理解しています。
ここで私なりに公正にジャッジしてみると、
「じゃあ自民党は『失格』の烙印を押すべきなのか?」「選挙結果で退場を促すべきなのか?」
という問いに対しては、「うーん、それをしてもあんまり良くないな」と答えます。
というのも、自民党の代わりになる野党が、存在していないからです。
野党は存在していますが、「自民党の代わりに政権を担える」野党が存在していないと思っています。
国民民主党という、比較的に弱小な政党から、前原さんら5人くらいの議員が、離反しましたよね。
「教育無償化を実現する党」とか、政策ピンポイントで、政治的な流れを作ろうという趣旨。
教育無償化、それは立派なことですが(私も高等教育までは無償化した方がいいと思っています)
で、それ以外の面については、「あなたたちどうするの?」という疑問があるのです。
教育だけでなく安全保障とか、公共インフラとか、社会福祉全般とか、経済問題とか、外交とか
政治家は、政権とったら、カバー対象は「ALL」です。
もし前原さんグループが、与党に入り込んだら、「私たちは教育無償化しかしませんよ」「他は知ったこっちゃないです」「誰か他の議員がやってくれるでしょう」
という態度に、なるってことですよね?
そういう野党は、ノーサンキューなんですよ。今、私が期待しているのは「自民党の代わりに政権を担える野党」です。
野党の動きや、発言を見ていると、どうも「良い野党」を目指しているような感じがします。
つまり「野党」の枠内で、がんばろうみたいな。
「野党の枠内でがんばろう」は「がんばってる野党」ではないですよね。
「がんばってる野党」は、「与党の座を取り返して、政権運営をちゃんとする野党」なので、そこの意識の欠落が目に見えてるんですよね。
まぁ、そういう立ち回りをせざるを得ない状況下であるかもしれないので、これ以上野党を批判するのは今回の日記の本意ではありません。
つまり何が言いたいかというと、「自民党の代わりが現在、いない」ということです。
それならば、あんまり悩む要素がありません。
選択肢が、「自民党」しかないのですから。
私は選挙で、「自民党」に投票します。ちなみに選挙の投票をボイコットする(無投票の)意思もありません。
で、「自民党」がそんなに質が悪いのか?というとそうでもないなぁと思っています。これは個人的な感想で、「他の人も自民党を良く思ってよ」、とまでは言いません。
なぜかというと、世界中の政治家を見るに、「日本の自民党」よりも明らかに質の低い政治家はたくさんいるだろうなぁと思っているからです。
例えばもし自民党の政権トップがプーチンだったら、どうでしょうか。
これは、国民からしたらお手上げですよ。もしそうなったら、私は「どうやってプーチンを暗殺しようか」と本気で検討するかもしれません。
プーチンは「無駄な戦争を」「積極的にやる」人間ですよ。
世界を見やると、そこまで質の低い政治家がいるという事実があります。
なので、例えば「自民党が」「数十億円の裏金を作っていたとしても」「そしてそれを個人的な私利私欲のために一部使っていたとしても」
「まぁ、そうしなきゃやってられないんだろうな」と許せる気持ちになります。
ある程度、自分に甘くしても、それでも、政治家として及第点の仕事をしてくれるなら、「良し」としよう、というのが私の受け方です。
国民の目線でも、「仕事でがんばってるから、人気の店でちょっと高いスイーツ食べよう」って思うじゃないですか。
このご褒美があるからこそ、仕事もがんばれる、逆にご褒美ナシだと、がんばれない。仕事辞めようかな、とか。
そういう面を、自民党の政治家だって、当然あるでしょう。一般人より、そのご褒美の程度が大きいかもしれませんが。
少なくとも、私は「自民党の政治家」を「こいつ暗殺するしかしょうがねぇな」とは思いません。
どこかの安部さんとかゆう政治家が実際に暗殺されてしまいましたが。
私は、「自民党」であっても、スーパーマンじゃないんだから、人間なんだから、ある程度の悪行や身勝手も、許して、日本のために仕事を頑張って欲しいという応援の気持ちを持っています。
本当に個人的な意見ですが、自民党のみなさん、負けずにがんばってください、応援しています。