特に日記に書きたいこともないし、書かなくてもいいのだけど
な~んか「フツー」の日記が書きたいなぁと思ったので書いてみます。
タイトルは「道標」です。迷っている人にとって価値のあることを書こうと思います。
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私は迷ったりしたら、「何も判断しない」というアクションを取りますが、実際には判断を迫られる状況というのはあると思います。
そういう時に、大きくミスして外れることのない、指標のひとつを挙げたいと思います。
それは、自分の「エンジン」を知って、判断しよう、ということです。
エンジンとは、個々人においてユニークな「動機付け装置」のことです。
私だったら、今あるエンジンを列挙すると・・・
・好奇心
・安定(秩序)志向
・情報処理の向上志向
・心の癒やし志向
こんな感じですね。
なぜ、このエンジンを知ることが重要かというと、人間はこの推進装置に従う形でしか、駆動できない構造になっているからです。
エンジンがわかってしまえば、後は人間は機械のような、虫のような、ただ前進するだけのおもちゃのようなものとみなすこともできますし、そうしないこともできます。
エンジンがわかったら、それを制限事項として扱って、判断の元にすればいいだけです。
悩みの例を探しにヤフー知恵袋を見てみたら、「悩みを誰にも相談できないで苦しんでいる」という悩みを持っている人がいました。
まず、悩みのモヤモヤ自体は置いておいて、悩みの原因に当たる必要がありますね。
例えば「学校でいじめに遭って困っている」ならば、それに関するエンジンを挙げていきましょう。
・他人と仲良くしたいエンジン
が見つかったとします。これの解像度を上げていきます。
「他人」とは、「世界中の全員」なのかどうか?
つまり、「意地悪で、やっかいなモンスターみたいな他人」とも、自分は仲良くしたいのか?ということを知っていきましょう。
これは今、自分で書いてて面白いなぁ、これやったことないなぁと思うので私もやってみます。
私は、例えばテロリストとは仲良くしなくてもいいなぁと思います。相手が、本心から私と仲良くなりたい、正面から向き合いたい、と望んでいるのならば、私もそういう人と仲良くなりたいと思います。
では、私に無関心な人とも仲良くしたいか?
うーん、無関心なら、まぁ仲良くする必要はないかなぁと思います。
つまり、ここでわかったのは、「条件に合う一部の人とだけ、仲良くしたい」ということですね。
ということは、「意地悪ないじめっ子」とは仲良くなるというエンジンを持っていないことがわかりました。
じゃあ、「仲良くしたいエンジン」とは別のエンジンが関係してきますね。
「難を逃れたいエンジン」はあるでしょうか。
例えば家にゴキブリが出たら、「難だ!」と認識して、殺虫スプレーを噴射しますね。
じゃあ他の例で、野生の熊と山道で遭遇したらどうするでしょうか。
「なんか戦っても危なそうだから、逃げたい」と思うかもしれません。
大体の人がそうでしょうけど、難を逃れるのって、めんどくさいし、あんまり真剣に考えていないでしょう。私もあんまり考えていません。
でも、いじめっ子という難が差し迫ってきて実害が出ているのならば、めんどくさいけど相手をしなければいけなくなります。
まず、いじめっ子と和解はする必要がないことがわかっています。
なので、殺虫スプレーをかけるか、逃げるか、のどっちかですね。
逃げられるならば、あらゆる方法(担任教師に相談する、親に相談する、転校したいと言う)を取ればいいですが、それが無理そうならば
殺虫スプレーですね。
最初に、例えば画鋲を顔に埋め込むとか、そっから少しずつ、暴力の程度をエスカレートさせるとか。
そうしてみて、まだいじめてくる元気があるならば、やっかいですけど、おそらく大体はいじめてこないんじゃないかと思います。
最初に画鋲ではなく、とりあえずビンタを張ってみるとか。
それで、相手の様子を見る。驚いているのか、激高しているのか、怯えているのか、良く見てみて、じゃあ次は、ハンマーで指を潰してみるとか。
これは、好奇心が入ってきてますね。
エンジンが複数あると、混ざってくるから、難しいですね。
エンジンにも強弱があって、「弱いエンジンは、使わない」という判断もあってもいいかもしれません。
もちろん、弱いエンジンであっても、それが本当の望みであるならば、ありのままで弱く稼働させるのも自然体で良いと思います。
「自分の最もブイブイ言わせられるエンジンはこれだ!」というものがあると、それに頼っていけばいいし、
その自信のあるエンジンでは解決できない問題に対しては、「全逃げ」する、あるいは「我慢する」と割り切ってもいいかもしれません。
イーロン・マスクさんみたいに不満解消のエンジンでも、あそこまでの活躍ができるようになるし。彼は少年時代にかなりのいじめを受けていたそうですね。
自分のエンジンを見いだして、磨いて、それと心中するくらいのことをやっても、意外とリスクは低かったりします。
強くおすすめはしませんが、もし悩んでて辛いのであれば、そういう切り口の見方があるくらいに思って頂ければ幸いです。