イスラエル・パレスチナ問題 その⑤

この高プレッシャーの衝突地帯を、どうするべきか色々考えてみました。

 

衝突の単位面積当たりのエネルギーが強すぎて、ぱっと見、「手が出せないな」となるのが普通だと思います。

 

それが普通なのですが、現実に起こってしまっているので、傍観するのは負けに等しいですね。

 

まぁ私は日本でパソコンを操作してるだけなので、これは傍観以外の何物でもないですが、もし自分が現地に居たとしたときに、どうするかをシミュレーションしようと思います。

 

まず、前の日記にも書きましたが、ガザは人の住める環境ではないので、自治権を剥奪して、イスラエルに併合するのが良いと思います。

 

ガザのパレスチナ住民は、一時執行猶予中の罪人と同じように扱って、「武器を取り上げ」「素性調査して」害の無い一般人と、ハマス(テロリスト)との仕分けをします。

 

イスラエルにはすでにパレスチナ人も住んでいるらしいので、善良なガザ出身者は、それと同じように扱って同化すればいいと思います。

 

ハマス戦闘員は、犯罪者扱いして、投獄するなり処刑するなりすればいいです。

 

と、ここまで書いたのですが、ある筋から「ガザの併合はナシ縛り」という制限があることを聞いたので、この案は白紙にします。

 

ガザがパレスチナ自治区という前提であるならば、イスラエルとの衝突(戦争)自体は、避けられないでしょう。

 

そして、「過程」はとりあえず置いておいて、結果的にはハマスは敗れるでしょう。

 

ハマス殲滅(イスラエルの勝利)を座視しているだけのはずがないのが、レバノンヒズボラです。

 

ヒズボラは、大型ミサイルなど、軍事力はけっこうあるらしいですね。

 

現時点(10/31)ではヒズボラは参戦していませんが、まず、間違いなく戦争に参加してくるでしょう。

 

つまり、これは予測込みの推測を前提としていますが、イスラエルのミッションとしては「ハマス無力化」&「ヒズボラ無力化」であり、それが完了するまでは当戦争は終わらないと、私は思っています。

 

ハマスを叩くのであれば、ヒズボラも叩かなければいけないので、イスラエルからの先制攻撃もアリだと思います。

 

アリというか、もし私がネタニヤフ首相だったらハマスへ攻撃しつつ、ヒズボラへの攻撃準備を急いでします。

 

対二面の戦いになると自国の被害が大きくなって嫌なので、ハマス無力化の目処が立ったところで、ヒズボラへの宣戦布告と攻撃を開始します。

 

レバノンは困るかも知れませんが、ヒズボラを飼っている(飼っては無いが黙認している?)ならその損の責任を負ってもらいましょう。

 

問題は、ガザ市民の保護です。

 

ハマスは見た目が市民と大差ないらしいので、イスラエル兵は「人を見たら撃つ」みたいな雑なやり方しか取れないみたいです。

 

これをどうにかしないといけないのですが、困ったことにガザ市民は逃げ場がない。

 

現在、ガザの川境で北部と南部の分断を図っているそうなので、「市民は南部に逃げてください」しかないですね。

 

【提案】イスラエルは南部への爆撃を一時停止しましょう。

 

ガザ侵攻は、少し時間をかけてでも、避難を優先した方がいいと思います。

 

北部から南部への避難が完了したら、北部でハマスを殲滅しましょう。同時に、南部への支援物資の輸送をガンガンやりましょう。

 

北部にある、ハマスの地下トンネルや軍事施設を破壊しつくして、制圧できたら、撤収しましょう。この時、ハマスの一部が南部に流れて残っていても、放っておきましょう。大打撃を与えて、活動を大きく鈍らせればOKです。

 

なぜOKかというと、ヒズボラへの対応が目下必要になるからです。

 

この時点で、ヒズボラが参戦しているかどうかはわかりませんが、参戦していなくてもヒズボラへの攻撃を開始しましょう。

 

なぜ戦争を意図的に大規模にするかというと、「衝突の火種の温床は維持する」前提であるならば、戦争が起こるのは必然であり、「いつやるの今でしょ」となるからです。

 

念のために言っておくと、私の本意は「ガザの併合」をして温床をなくすことですが、それはできないという縛りがあるため、方針の角度がコロッと変わっていると言うことです。

 

イスラエルにとっては、今、アメリカが出張ってきているので、好機です。

 

私はイスラエルは性質が変わった方がいいと思っていますが、ハマスは必ず殲滅しなくてはいけないので、ならば参戦するヒズボラも叩かなくてはならないという状況認識から、イスラエルの軍事行動を支持します。

 

イスラエルの皆殺しスタイルは国際社会でも批判が高まっていて、私も問題アリだと思っていますが、技術的に無理があることから先ほどの「南部への避難」「南部への爆撃停止」によるガザ市民保護案で、「良し」とすることしかできません。

 

もっと他に良い案があるならば、私はそれを支持します。

 

ということで、ヒズボラとの本格的な戦争が今後のメインになると予想します。

 

アメリカはウクライナ戦争と、イスラエル戦争で、きつそうですが、国際社会は「テロとの戦い」を掲げてハマスヒズボラの無力化のために団結するのが良いと思います。

 

国際社会っていっても、イスラム圏は反欧米に傾くでしょうが、その全面対決でWW3みたいなことは、みんなでがんばって防ぎましょう。

 

あくまで「ハマスヒズボラ(テロリスト)」叩きであって、イランは攻撃対象になりません。イランが飛んで火に入る夏の虫を演じるならばその限りではないですが、そうなったらしょうがないですね。

 

あと、もちろん日本もイスラエルの軍事行動を支持した方がいいです。

 

欧米vsアラブ圏のWW3っぽい雰囲気を纏いつつ、軍事行動は「パレスチナレバノン」だけに限定的に抑え込むという戦いであると私は認識しています。

 

これが私の描いた筋書き、シミュレーションです。

 

実際にどうなるかはわかりませんが、日本でパソコンいじっているだけの人間が当事者意識を持ったらこういうアウトプットを出したということです。