A diary 8/24その③

私が最も感謝しているサービスのひとつが、郵送・運送です。

 

私自身は、最近はAmazonとかで買い物もあまりしていないので、直接的にめちゃくちゃお世話にはなっていないのですが、

 

例えば、近所のスーパーの仕入れを納品してくれるのは運送業者の方です。

 

このラインが断絶すると、当然、スーパーでお買い物ができません。あっという間に難民状態です。

 

新鮮なお肉や魚、冷凍食品など、運送業者さんが冷たい状態で送り届けてくれるからこそ、消費者である私はその恩恵を預かることができます。

 

これって、当たり前にできていることですが、冷静に振り返って考えてみると、とても重要で、素晴らしいことだと思います。

 

ただし、ウーバーイーツは、やりすぎだと思います。

 

飯くらい、消費者が自炊するか、近所の外食店まで歩いていけば済む話を、「使用人がうやうやしくご自宅までお届け参上つかまつる」ようなことは、過剰なサービスだと思います。

 

でも、ソフトバンクの孫さんは、ウーバーの株を持っている(いた?)らしく、その業態への評価は高かった模様。

 

ネットで調べると、ウーバー株を持って「いた」がすでに売却したとのこと。配車アプリと、AI自動運転車の組み合わせに輸送業界の将来性を見いだしたらしいです。

 

うーん、確かに、AI自動運転で配送するというのは確かに合理的なんですが、ちょっと時代のジャンプアップがすぎるなぁと思います。

 

30年後とかに、ウーバーがAI自動車を用いた輸送業を始めた、とするならば、成長が見込めると思いますが、現代はまだEV自動車が普及途上だったりして、その時代に追いついてない感じがしますね。だからこそ孫さんもウーバーの株を手放したのでしょう。

 

私は、仮にAI自動車での輸送ができるようになったとしても、「自宅前まで」届ける必要あるかなぁと疑問です。

 

近所の配送拠点(そこで人やロボットを雇う)に荷物を預けて、周辺住民はそこへ荷物を取りに行く、みたいな感じで良いと思いますね。ちょっとは歩こう精神です。

 

なんでも機械やシステムにやってもらいすぎると、なんか人間のニュートラル状態が「治療中の病人」みたいになるので、もっと歩いて汗流して、健康でいる方が良いと思います。

 

で、AI自動車での輸送はもう少し未来の話として、今は、人間の運転手さんが、超絶技巧で運転して、日本中の輸送を担ってもらっているという状況です。

 

これが滞ると、直接的にも、間接的にも、生死に関わる問題になるので、2024年問題とか非常に危惧しています。

 

個人的には、Amazonが個別配送サービスを辞めた方がいいと思います。

 

厳しいことを言うと、Amazonが世の中から消えて無くなっても、経済は問題なく回るので。

 

逆に、でかくなりすぎたネット小売り(EC)業者のせいで、国の物流が滞る、とか優先順位的に誤りすぎなので、Amazonさんは過剰なサービスで運送業者さんの負荷を高めるのは止めて欲しいです。

 

まぁネットショッピングはAmazonだけではないですが、「そんなに店まで出向くのが嫌ですか?」と聞いたら、大体の人は「個別配送がなくても最悪じゃない」の感想ですよね。「最悪じゃないけど、家まで届けてくれるのは便利だからサービスを利用してる」って感じじゃないですか?

 

さっきも言ったとおり、人間のニュートラルポジションは、甲斐甲斐しくお世話される必要がある「病人」じゃないんだから、健常者は歩かせてよ、というのが私の意見です。

 

それで、運送業者さんは道路で危険も伴っているんだから、安全に無理なく業務ができるような環境を整えるのが良いと思います。

 

2024年問題で、輸送量のキャパが下がるなら、みんなその範囲内で利用しましょうよ。