A diary 8/17

今回のテーマは「何にがんばればいいか」です。

 

ヤフーニュースで、貧困についての記事を見て、うーんどうにかならんかなぁと思いました。

 

子供がいるひとり親家庭が困っているのですが、それに対して「困っているのはひとり親家庭だけじゃない」「ひとり親は比較的セーフネットが充実しているから可哀想じゃない」などのヤフコメがちらほらありました。

 

私は世間知らずなんですが、世の中の人は「仕事に就き、収入を得て、食べていく」ことに全力投球している人が多いようです。

 

それだけ必死になって、やっと人並みの収入(年収400~500万円くらい?)が得られるのだと思います。お金を稼ぐのは大変なこと。

 

そういう世の中の厳しさを知って、荒波に揉まれてきた人からすると、「貧困家庭は可哀想」という発想は持ちにくく、「(自分がしてきたように)あらゆることをもっと限界まで手を尽くしてみろ、もしそれでもだめならその時初めて公助に頼れ」という意見になるようです。

 

そういう意見が出るのは、その人の思想的な側面というよりも、それだけ「厳しい環境に適応して生き抜いてきた」やり方で稼働中であることが原因だろうと思います。

 

日本は政治は社会主義で、経済は資本主義で、資本主義のルールでいうと「お金を追い求める」ことが中心になってきます。

 

しかし、これから経済規模は右肩下がりの遷移を間違いなくするだろうし、そういった環境においては、「みんながお金を追い求める」だけでは、無理があると思います。

 

お金を追い求めて、実際に富を得て、中産階級とかがたくさん生まれるのであれば、「逆境でもがんばってお金儲けしよう」は切りうるカードになるのですが、

 

これからは、今までのやり方で「がんばってもがんばっても報われない」というマゾっぽい環境になります。

 

もし「それでもやるんだ!」という強い信念を大多数の人が持っているなら、「そのやり方で心中する覚悟でやってみっか」と私も思うんですが、そんなガッツのある人を私は人生であまり見たことがありません。

 

無難な道は、今までと違うことを「みんなでがんばる」のが良いと思います。

 

今までと違うこと、それは、「一番困ってる人から救いまくる作戦」です。

 

まず、行政が、「全日本困っている人選手権」を開きます。

 

応募した人を選考して、全国ランキングを発表します。

 

で、No.1の人から、救っていくのです。「戸籍がなくて働けない」とか。

 

「ネットカフェで寝泊まりしながら日雇いの仕事をしていたが、けがをして歩けなくなった」とか。

 

金で解決することもあれば、福祉制度で解決する場合もあるでしょう。

 

とりあえず、「一番困ってる人を救う」ことに対して、みんなで情報共有し、総力を挙げてそれに取り組むという作戦です。

 

これ、良いと思うんですが、嫌だなぁという考えの人もいるかもしれませんね。

 

この作戦は、私のオリジナル案で、だめかもしれませんが、とにかく、みんなが一生懸命がんばれる「ひとつのテーマ案」を打ち出した方が良いと思います。

 

「お金が一番大事」のテーマは、通用しない状況に入っているからです。