どうやらアメリカ諜報機関の報告が流出した件で、中国がロシアへの殺傷兵器供与を段階的に承認するという内容のものが含まれていたようです。
中国はこれを否定していますが、建前は認めないが実態は兵器支援する、ということなのでしょう。
つまり、中国は闘争ルートを選んだということ。
せっかくマクロンさんが活路を示したのに、結局、戦う選択肢を選んだのか。案外、中国共産党は保身に熱心のようだ。
不利な状況をしのぐ、ということをしていない。有利な状況を作りに行っているよう。
力の信奉者として、力の流れを操作し、安全を求めるだけの巨大な象さん、それが中国の本質のようです。
こうなったら、もう対決しかないので、グダグダと西側と中国の間でパワーのせめぎ合いがあるのでしょう。
希望があるとすれば、習近平が失脚するか、高齢で引退した後、ターニングポイントの契機が訪れますね。
ロシアと繋がることを積極的に選んだのなら、東アジアは台湾に留まらず、日本の尖閣諸島も狙ってくるでしょう。遅かれ早かれそうなる。
とりあえず日本としては、習近平体制の時期中に、硬軟使い分けて尖閣への侵攻を引き延ばす作戦を実行し、指導者交代のターニングポイントで、再度選択肢を示すのがベターでしょうね。
あまり期待はできませんが、もしかしたら優秀な指導者、パワーゲームマニアの習近平の脆弱性(国家の保身にバランスを傾けすぎている)に気づいて、それを軌道修正するような人材が出てくるかもしれない。
まぁ、無理でしょうな。期待はしていませんが、その可能性を積極的に潰すことはよろしくないので、事務的にルートの提示をするのがいいと思います。
中国と戦争か、例えば尖閣が不法占拠された場合、その程度の反撃をするつもりなんだろうか。
十分な反撃をするならば、簡単に核戦争にいくと思うが、アメリカがどこまで腹をくくってるか、も状況を左右しそうですね。
とりあえず、中国と戦争しても、何もメリットを見出せない。戦争反対です。