中国のゼロコロナ政策が厳しすぎて、中国各地でデモが起こってるようですね。
今は、ウクライナ戦争で西側は対ロシアに軸足を置いていると思うので、今の「ロシアをやんわりバックアップするよ」の立場である中国は、それほど国際情勢的にはプレッシャーがかかってない状況だと思います。
その比較的楽な環境で、めっちゃ国内を締め付けて、政権批判まで起きている、と。これはちょっと何が起こってるのか興味がありますね。
ひとつの可能性は、何らかの実験が行われていること。余裕のある時に実験しよう、というのは理に適っています。
もうひとつの可能性は、より習近平政権を盤石にするために、反乱分子の洗い出しが必要だと上層部が判断したこと。
将来の大きな反乱・・・中国は少子高齢化問題などで財政悪化することはほぼ確実なので、その時に強いカードを切ってもレッドゾーンに突入しないように、あらかじめ「反乱→強い力で鎮圧」の予行練習をしている可能性です。
今の反乱により、積極的な参加者を検挙し、罰することで、見せしめの効果も期待できます。「共産党指導部に逆らうことはできないんだ」と国民に骨の髄まで染みこませたい、そういう思惑かもしれません。
このふたつの可能性は、背反しないので、両方かもしれませんし、片方かもしれません。
まぁ、結論としては、「よくわからない」のですが、実際の所がどうなのか、情報として得たい気持ちはあります。
中国がポシャると、世界がグタグタになるので、とにかく中国のどの立場の人間でも、諦めずにチャレンジ精神を持って今を生きぬいて欲しいです。加油!