サッカーの本田さん

たまには日記も書こうと思い、ヤフーニュースでネタを探していたら、本田圭祐さんが「(自分が食べた)ラーメンが730円は安すぎる。もっと値上げするのが好ましい」という趣旨の発言をしたニュースを見つけました。

 

ラーメン好きな私から見ても、あれだけ手間をかけているラーメンが730円というのは、安いんじゃないかと思います。

 

実際に原価の内訳を知ってるわけじゃないですが、ラーメンは生活のための必需品というよりも、嗜好品のような位置づけだと思うので、まぁまぁ利益乗っけても罰は当たらないでしょう。

 

日本では、「お金が足りなくてラーメン食えない、そもそも生活できない」という状況は、異常事態だという認識が広まっているように見えます。

 

「普通の生活水準」のハードルが高いんですよね。

 

ツイッター見ていると、コロナが盛んで、日本でも諸外国でも、十分な医療が行き届かない医療崩壊状態が起こっているようです。

 

人間の健康を守る役目のお医者さんは、「これはまずい!是正すべき」という考えを持って当然と思いますが、普通の感覚で言えば、「誰でも十分な医療が受けられる」サービスが実現している状態は、かなり恵まれていると言えます。

 

おそらく外国では、「金が無くて生活が破綻している」「医療が受けられない」というのは頻発していて、「それでもなんとか生き残ってやる」という戦いをしている人が多いのだと思います。

 

日本人も、今まであった行政サービスや医療サービスが当たり前だと思わずに、現実と対峙して、生き残りをかけた戦いに臨んだほうが健全だと思います。

 

それで、努力すれば報われるような環境を、行政ができるだけ整備していく、という志向も必要ですね。

 

クリアできない無理ゲーをがんばるというのは、普通の精神状態の人はできませんし、しませんから。

 

だから、730円のラーメンが例えば1200円になった、となると、私にとってもラーメンが特別な食べ物になるのですが、それでもいいじゃないかと思います。

 

「ラーメンが好きだから、高いラーメンを食べられるくらいにがんばって働いてお金稼ごう」、というモチベーションを持って、がんばるのが経済に良い影響を生むと思います。

 

とかゆってる私は無職で、親の金で生活し、金儲けもあまり興味ないので起業とか全く考えてない人間なので、説得力はないですけどね。

 

国民を正社員と非正規社員に分断し、出る杭にならないよう頭を押さえつけるような施策が実行されている環境では、まともにそれにぶつかってもあんまりなぁ・・・と思っています。

 

そもそも生活費を稼ぐための金儲け自体、たいして面白くないし熱心に取り組む意欲がないので、「がんばったら報われる」くらいのフェアでイージーな設定じゃないと、参加しようという気が起こりません。

 

昔は、農業とかやってみたいな、と思っていたのですが、実際にやってみると大変そうですね。土と戦って、疫病、害虫と戦って、天候に振り回されて、満身創痍でやっとこさ作った農作物が売れて利益が出た!という感動を体験したい気持ちがあります。

 

そういう逆境というマイナス要素+打ち勝った感動というプラス要素こそが、健全な社会には必要だと思っています。

 

喉が渇いてるときに飲む水は旨いもの、という意味です。