ゲームもほとんどやり尽くしたし、麻雀もぼちぼちしかやらないので、最近は毎日数学を勉強しています。
数学ⅠAの最初から演習問題を解きなおしています。同じ問題群を行ったり来たりして、ほぼパーフェクトに正答できるようにトレーニング中です。
最初の因数分解とかの分野は、公式も覚えて解けるようになってきました。でもこれは数学が上達しているというか、問題が解けるようになっている、だけで、あんまり前進してないなと感じています。
プログラミングもそうですが、完成形(答え)は自力で到達できなきゃだめなので、多くの引き出しを駆使して、無から有を作るようにパズルピースを組み合わせる「How」の力が必要です。
もちろん、色んな問題を解く過程で、引き出しが増えることは好ましいことです。今はそれをやっているんだと思っています。
でも、多様なパズルピースが手に入ったとしても、それを使いこなす腕がなければアウトプットの質は上がらないので、「馬に念仏」状態に陥る懸念があります。
大学教育では、まさにこの「How」について訓練されるようで、私はそれを独学でできるかなぁとあまり自信がありません。
最近、成田さんがAIの論文を発表したとツイッターで見かけました。
AIの世界はものすごいスピードで進化していくので、もう追いつこうと思っても無理そうです。
ある程度、社会に浸透して依存されるくらいの完成度のAIのコードを、解読できるようになるのが目標です。
そもそもコードを公開しているAIはあるんだろうか?商品化しているAIのコードは非公開っぽいですけど、オープンにしてるAIもありそうだなと予想しています。
私の理想とするAIは、人間の脳の働きを完全コピーしているものなので、そうじゃないやり方で計算しているAIについては、「おぉ、便利だなぁ」という感想を持つと思います。
AI信仰みたいなものも、将来的には生まれるんでしょうか。
重要な意思決定をAIが担っても別に私は構わないんですが、明らかな欠陥はありうるので、人間はそれを読み解くリテラシーを得る必要があると思います。
しかし、この方向に向かう人は、少ないかもしれません。
AI信仰、AI依存の方向に誤誘導されていく人の群れを見て、私は「これバブル崩壊のときとデジャブ(既視感)だな」と感想を持つでしょう。
あいもかわらず地球は通常運転で、苦難が降りかかり、苦難から逃げるゲームが始まるんでしょうか。
それって面白いかなぁ?と思います。