今日の数学

数学の勉強を、牛歩のごとく、ジワジワ、コツコツやっています。

 

今日やっと、「数学A」の図形の範囲のうち、立体図の途中まで進みました。立体図というか、三次元空間の中の平面と直線の関係(垂直とか並行とか直交とか)に関する範囲で、イメージが難しくて頭がこんがらがっています。

 

確か、高校数学の範囲で、平面を軸を中心に「ろくろ」のように回転させて体積を求めさせるような問題があったと思いますが、多分「数学B」でしょうね。

 

こういう頭のメモリを喰う問題は苦手です。三次元空間をありのままに捉えるのではなく、あえて平面的に見て、小さい論理単位で分解するような解釈は、得意な人は得意かもしれませんが、苦手な人は死ぬほど苦手でしょう。

 

でも「数学A」の教科書の図形問題を解いてみて、あと、Youtubeの高校受験生向けの数学解説チャンネルとかを見まくって、図形アレルギーは無くなってきました。

 

「問題が解けるようになってきて楽しくなってきた」ならば理想的ですが、実際には「あんまり解けるようにはなってないけど、図形問題を解く行為自体に慣れてきた」という感じです。

 

方べきの定理とか、便利ですね。あと、複数の点が外接する円の問題が出てきたときは、もうひとつ外接円を見出すと、問題が解きやすいこともわかってきました。

 

中学高校で習う数学は、便利な定理を使ってとにかく問題が解ければいい、という感じですが、大学教育は違うようですね。

 

論理の最小単位を体に染みこませて、そっから積み上げる方法で鍛えていく、と父に教わりました。

 

だから大学教育を受けた人は、問題を見たときに、その問題で与えられた条件がどのような論理構成で成り立っているか、分解して、理解することができるんだと思います。

 

私にはそれができないので、まだまだ訓練が必要ですね。

 

もうすぐ「数学ⅠA」が終わる(あと整数論が残ってますが)ので、楽しみです。高校数学マウンテンの、5合目まで来た、という記念的なおめでたさを噛みしめたいと思います。よくここまで来たなぁという達成感がありそうです。

 

まぁ5合目まで来ても、また下山して登り直すんですけどね。教科書で習った定理とか公式とか、一通りインプットしても、まだ身についていませんので練習問題をほぼパーフェクトに解けるまで、山のふもと~5合目まで往復しまくる修行が始まります。

 

「数学ⅠA」が終わったら、今度はまた新しい世界「数学ⅡB」で、ワクワクします。

 

高田純次さんがぶらり街歩きをする番組「じゅん散歩」をたまに見るんですが、そのオープニングテーマ曲は斉藤和義さんの「純風」という曲です。歌詞が良くて、この曲が好きです。

 

<「純風」歌詞>

♪風の吹くまんま 気の向くまんま 歩いていたら 遠くへ来てた

♪足跡なんて どうでもいいさ 何にも知らない事ばかり まだこの世は楽しい

 

私はできれば動きたくないので遠くへ行きたいと思ってないし、足跡も大事だと思ってますが、不思議と「こういう感覚もいいなぁ~」と気に入っています。

 

散歩するのは楽しいです。