いいですね、米雇用統計の数字が市場予想を下回り、ドル円が152円台まで下がっています。
ちなみに、前の日記で「為替介入3」と書きましたが、あれは介入じゃなかったんですね。結局、円高に振れているのでどちらでも構いませんが。
仮に160円超えて、170円までにらむような展開になっていたら、危なかったですね。
なぜ危ないかというと、ギリギリ持ちこたえていた人達が崩れることにより、連鎖的な倒壊がおこりうるからです。
その「潰れ」自体そのものが、「まだ持ちこたえているが、それを見てしまった人」を萎縮させ、諦観が生まれ、行動が弱くなります。
「行動が弱くなります」ゆってる私は何も行動していないニートなんですが、私が言おうと言わまいと、事実としてそれは起こるので、重要ポイントです。
現象としては、「政府→財務省による効果的な為替介入によって、目下の脅威を退けた」という事実があることになります。
この事実により、「まだまだいけるぞ」とファイティングポーズを維持することができるので、これが非常に大きな意味を持ちます。
でも、為替介入はやっぱりそもそも使い捨てカードなので、
これから先、円安に振れることもあるかもしれないし、それほど極端には振れないかもしれない。
それはわかりませんが、とりあえず財務省の精緻なコントロールによって、ひとつベストに近いことができた。それが現時点です。
引き続き、ファイティングポーズを取り続けて、ベストを積み続けるのみです。
気がついたときには、長く暗いトンネルから抜けていた、という結果がくることを期待しています。
私は過去にそういう経験があるので、それを信じています。
まぁどうしたって、どういう状況だって、結局やるっきゃないんですけどね。