どうすればいいのかわからない船頭

この世のロスは一番なにがあるかなぁと考えてみました。

 

それぞれの人が、その人なりにみんながんばっているので、「それはいいじゃん!今まで通りがんばろうー」と言えばいいんですが、やっぱりロスはありそうです。

 

「クリアしなきゃいけない問題があるのはわかるけど、『どうすればいいのかわからない』」というものです。

 

どうすればいいのかわからない、から、安易な解決法に頼る、から、問題が解決されない、という流れがあります。

 

やる気はあるんだ、エネルギーもあるんだ、でもどうすればいいのかわからない、というのは、日本風に言うと「もったいない」です。

 

どうすればいいのかわからない、という欠陥は、かなり深刻で、「あなたの『船頭』が使いものになってない」という状態です。

 

船頭は、方向づけ、のために存在しています。船を漕ぐのは別の力です。

 

その船頭が「どっちいけばいいのかわからない」となると、その船頭は戦力外通告で、クビにすべきなんですが、頭がい骨を平たくカットして切除することができないので、その船頭と付き合うハメになります。

 

そこで人間の知恵が働いて、「難しいことや余計なことは考えないでいいことにしよう」という文化が開きました。船頭を無職にして、いないことにしたということです。

 

私からすると、これは「エッ!」というビビりが入る判断です。

 

いないことにするなら、「頭がい骨カットしなきゃ道理が通らんぞ」と思うし、「そもそもいなくてもいいものが存在するわけないじゃん」という筋が強いよなぁと思うからです。

 

動物の猿から、脳が大きくなって、人間になって、自我がどうすればいいかわからないから、また脳みそ小さくします、みたいな引き返しはアリなんでしょうか?

 

進化が、寄せては返す波のように、ダイナミックな動きをするんでしょうか。それはそれでナシではないですが、そんなところにエネルギー使って、地球上で生き残れんの?という懸念があります。

 

生き残れるなら、いいんですけど。そうか、生き残れるのかもしれない。じゃあ、ダイナミックに進化と退化を繰り返してもいいや(ちゃぶ台返し

 

そうかそうか、船頭を無職にして、深く考えないようにして、それによって色々ひと悶着あって、ぼこぼこに殴られたりして、反省して、ダイナミックに躍動して、今度は船頭をトレーニングし始めて進化して、また苦難の連続で・・・という感じで、結局生き残れるんですね。

 

それならそれで面白そうです。そのツアーを楽しむとしましょう。

 

最初に言った、「どうすればいいのかわからない」がロスだと言いましたが、それはその通りなんですが、退化のフェーズなら、正しいことに背を向けることもあり得るでしょう。

 

私は、さっさと最短距離を行けばいいのに、と思うんですが、私を中心にして世界は動いていないので、ダイナミックツアーに合わせようと思います。

 

問題解決したなぁ。