ハロウィン

ハロウィンというイベントは、私が成人してから日本でも始まったような、昭和生まれからしたら「なにそれぇ?」という感じのものです。

 

クリスマスは、「サンタさんが子供たちにプレゼントをトナカイのソリで運ぶ」というストーリー性がありますが、ハロウィンのストーリーは謎です。

 

ということでググってみました。すると、古代ケルト人が始めた風習のようで、彼らにとっては10/31は日本で言う大晦日に当たる日とのことで、その日に先祖の霊が家に帰ってくる、というお盆のような日らしいです。

 

で、先祖の霊と共に、悪霊やら魔女やらもやってくるので、怪物に仮装して、厄払いをするという趣旨のイベントだそうです。

 

ふぅん・・・私、ケルト人じゃねぇし、やっぱり馴染まないな、と思いました。

 

韓国では、厄を払いきれずに153人が圧死したようですが、悲惨な事件ですね。

 

人がたくさん集まるところ・・・日本では渋谷とか、ハロウィンでもハロウィン以外の日でも、私はできればいきたくないと思っているんですが、私のような内向的な性格の人間もいれば、「人の集まる所に行くとテンションがあがる」という外向的な明るい人もいるようです。

 

みんなで一緒に何かやろう、というのは確かに面白そうな感じはありますね。ただ、あまり人が多すぎると、手に負えなくなるな、という懸念があります。

 

群衆心理について、ググってみました。次のような特徴があるようです。

 

・軽薄性・・・暗示にかかりやすく、軽い流言などを信じやすくなる

・無責任性・・・個々の責任感が弱まり、秩序を守る意識が失われやすい

・興奮性・・・感情が単純で興奮し、極端な行動を取りやすい

・暴力性・・・恐怖心や、自分の思い通りにならない怒りから暴力行為をしやすい

 

ふむふむ、「ああ~川の流れのように~」になるんですね。

 

その川が、ちゃんとした川ならいいんですが、奈落に落ちる暴流であるならば、群集心理に殺される、という事故も起こりやすくなります。

 

しかし、日本の都心で働いているオフィスワーカーの人たちは、満員電車であっても、ちゃんと陰鬱に落ち着いて、できる限りのストレス減をお互いに心がけているように見えます。

 

諦めの境地というか、そういう悟りの精神が、満員電車の圧迫もまた涼し、「もう、どう押しつぶされてもいいです」という感じになっているのでしょうか。

 

群衆心理は、危険性を伴いやすいものですが、必ずしも危険なものではないので、洗練された不特定多数の他人同士による群集心理を色々見てみたいです。