AIを使った心理テストを思いつきました。
対話式AIで、性格要素のパラメータを変数として性格を変化させるAIを作る。
で、被験者(人間)が会話をして、AIがそれに対して複数の返答をする。ゲームの「ときメモ」等でよくあるようなインターフェイス。
ときメモでは自分(プレイヤー)が言うセリフを、複数の選択肢から選ぶようになっていますが、この心理テストでは逆に、AIの返答の中から被験者が好きなものを選びます。
被験者はこのAIの返答が心地いいな、会話してて楽しいな、という選択肢を選んでいく。
選択を重ねる内に、AIが傾向を学習して、被験者の好みにだんだん寄せていく。すると、AIが被験者の良い友達になることができると思う。
この段階になったら、選択式じゃなくて、もう普通に会話できるようになっていると思います。
そうなった時点で、そのAIを鏡にして、被験者の心理を丸裸にするという心理テストです。
これは使える!
私が夢想する「ハイパー監視社会」においては、国民が正直に自らの気持ちを表現することが重要になってきますが、その手間が省けるので実用的なテストだと思います。
早く「AIが友達になれる!」みたいな売りの商品がリリースされないかな。今の技術水準で言うと、もういつでもリリースされてもおかしくないはず。
で、その商品を世界中の人が買ったら数十億人分の友達AIが作成されますよね。
そのAIの性格の傾向を一元的に管理して、分析してみたら面白いことがたくさんわかると思います。
この情報は、もちろん政治にも使えますし、ビジネスにも使えます。
誰がやるかって?もちろん政府でしょう。
どこの政府か?一番乗りは中国orアメリカでしょう。
この波に日本も乗り遅れないようにしたいですね。