生活水準の断崖絶壁

例えば大地震が起きて「家が半壊しました、電気・水道止まりました、物流止まってスーパーに品物が何もありません」という状況になったとき、現代人は非常に弱い!と思います。

 

私も弱いです。何とかした方がいいんですが、なかなか難しいです。

 

現代においては「何らかの理由で、明らかに今までの生活水準を維持できない状況なのに、がんばってその高い水準を維持しなきゃならない」謎の縛りルールが発動しうるんですよね。

 

これを「生活水準の断崖絶壁」と表現します。

 

火を起こす、川の水をなんとかしてろ過して飲めるようにする、畑を耕して農作物を作る、木を切って家を建てる、なんとかして服を作る・・・

 

これらの労力を減らして快適にしよう、という趣旨で文明社会は発達してきましたが、「生活における労力を(効率化により)減らせる技術」だけでなく「生活する技術」も維持した方がいいんですけどね、洗濯機ラクだから洗濯板では洗わんわなぁ。

 

こういう時に「義務教育」の出番だと思うんですが・・・学生が「洗濯板で洗って意味ねーだろ!」と思っても先生や親が「なんでやるか意味なんて考えずにとにかくやれ!」といったように、強制力のあるのが義務教育の良さだと思います。

 

私的には、やろうと思えば川で洗濯だってやる気はあるんですが、もうインフラがそんな感じじゃなくてやりにくいんですよね、それがちょっと嫌です。

 

ちゃんと、苦境で、あがきたいんですよね。あがきやすい環境が欲しい、というのはわがままでしょうか。

 

ここで一句(川柳)「腹ペコや クワはじかれる アスファルト

 

こういうの嫌だわぁ。