ウクライナへの支援

アメリカや、他のNATO参加国も金が無いようで、ウクライナへの軍事支援が先細りしてきているそうです。

 

私は、開戦当初、「ロシアによる核攻撃のリスクを受け入れた上で、NATO軍が出張って、直接対決すべし」と言っていました。

 

電光石火で、叩き潰す、というのが全体にとっても利が多いし、ウクライナの被害も少なくできるからだと思ったからです。

 

数年経って、今、振り返ってみると、

 

やっぱり核戦争になったら危ないし、アメリカも欧州の各国も、基本的に「戦争行為」に消極的なようで、

 

ウクライナへの軍事支援で、「代わりに戦ってもらう」代理戦争シナリオは、不可避だったんだろうな、と思いました。

 

ロシアが一番困るのは、「普通にNATOサイドからの攻撃を厚くされて、損害が出ること」です。

 

だから、それをやるのが最も効果的なんですが、

 

戦争、つまり「殺し合い」を実行すること自体に、なんらかの制限がかかっているのであれば、まぁ、しょうがないですね。

 

しょうがないけど、ウクライナへの支援が途絶えるということは、おそらくロシアにウクライナのほとんどかすべてを獲られるルートに乗るってことなので、

 

困ったことになったぞ、と思います。

 

「困ったことになったぞ」はNATOもそう思っているでしょう。

 

ただ、金がない、武器をたくさん作れない、戦う用意ができない、となると、

 

これもまた受け入れなきゃいけない厳しい状況である、ということになります。

 

まぁ~、プーチンを斬首して、他の子分も殲滅っていうのは、どうやらやりすぎ路線なようなので、

 

だましだまし、「ロシア帝国があってもいいよね」「嫌だけどね」というバランスで良いと思うのですが、

 

ウクライナが飲まれるとなると、「あ~~~~」ってなりますね。

 

ロシアに組み込まれて、良いことなんか何もないので、「まずいことが起こってるぞ」と思います。

 

例えば、の案ですけど、

 

「戦争」以外の、戦うメソッドを見いだした方がいいかもしれませんね。

 

経済制裁はそのひとつですけど、

 

そうじゃなくて、もっと平和的な、人死にの出ない、新たなゲームを作り出す必要がある気がします。

 

ちょっと考えてみますが・・・

 

相手が帝国だからなぁ、基本的には殺し合いになりますね。

 

うーん

 

とりあえず、プーチンの寿命を待って、

 

それまで、あと5年かからないと個人的に予想しますが、

 

そこまでは、ウクライナへの支援を続けた方がベターだと思いますね。

 

中国が、ロシアと手を切るとか。

 

手を切って、ロシア帝国はどのような在りようになるのか。

 

結局、ロシアの居場所をどのように認めるか、という問題に先に着手した方がいいかもしれません。

 

そういう意味で、「冷戦」状態というのは理想的です。

 

迎合することなく、敵対関係を維持しながら、しかも軍事行動はナシになっている状態。

 

NATOは、いかにして、ロシアとの冷戦状態を作り出すか、というアプローチに切り替えた方がいいかもしれません。

 

そういう意味では、ウクライナが飲まれることは、許容すべきかもしれません。

 

また難民問題になりますが、

 

ウクライナから、「ロシア統治は嫌だよ」という人に出国してもらって、

 

それをEUの国とかが受け入れたり。

 

それもまた経済的にインパクトが大きすぎるかもしれませんが、

 

とりあえず冷戦状態に持って行くのが最もベストの選択だと私は思います。

 

ウクライナは受難の日々が続くようで、とりあえず絶望せずに戦うしかないでしょう。

 

いつかは晴れる日がくると信じて、耐えられるように祈っています。