ヤフーニュースで、衆議院議員の米山さんと言う方と、国際政治学者兼コメンテーターの三浦さんがツイッターで討論しているという記事を読みました。
これが面白いのが、2人とも過去になにかやらかしている人同士だということです。
米山さんは何か女性関係で問題があったことがあるみたいで、
三浦さんは夫の会社が政府からの補助金過大請求して、三浦さんもそれを認知してたみたいな感じでした。
その2人が、対決するのは、何かある意味「龍と虎」の争いのような感じがして、興味深いなと思いました。
興味深いというのは、スキャンダルで叩かれても、また生えてくる、たくましい根性が、力強くて魅力的だということです。
彼らの性根とか、反省しているのかについては、よく知らないし別問題ですが。
争ってる内容については、正直あんまり興味なかったのでよく読んでないのですが、
三浦さんが、ミス日本のウクライナの女性が週刊誌のターゲットになった件に関して、
「本人をとやかくいうより、性差別する週刊誌を批判しましょう」とツイートして、
それに米山さんが「文春は批判するのに、麻生さんは批判しないのはダブルスタンダードだ」とかゆって、
それに対して三浦さんが「政治家はSNSやってないで仕事してください」ってなって
米山さんが「政治家にとってSNSは大事なツールです。コメンテーターは政治家じゃないんだから事実に即したことをゆってください」
みたいな口ケンカ。
なんか、大人のケンカって見てて面白いんですよね。
だって、お互い自分の主張を先鋭化させて、それが私にとって貴重な情報源(サンプル)になるし、
しかもそれを、社会人らしい作法を以て、お上品に口ケンカするからです。
日頃から、私は「もっとみんな本音ではっきりしゃべればいいのに」と思っています。
「何も主張がない」
「個人の考えなんてどうでもいい」
「組織・集団に従うだけ」
「そんなことして、個体差アピールしても、リスクしかない」
みたいな、これも秩序を守る社会人としては大事なことだと思いますが、
私は社会からドロップアウトした身の価値観ですから、そのようにしようとは思ってないというだけのことです。
私は以前、ツイッターで三浦さんのことに言及したことがあります。
確か、「三浦さんは本人の利益になるようなことしか言わないので、内容についてはスルーしてOKです」みたいな内容でした。
うーん、手厳しい。というか失礼でしたね。
私のこのツイートは、法的にはこれも一種の誹謗中傷なのかもしれません。やっちまったなぁ。
とりあえず、この場で、
「三浦さんへ:憶測でひどいこと言ってすみませんでした。発言したことの過失を認め、撤回させて頂きます」
と言っておきます。申し訳ございませんでした。
米山さんは、けっこう自分の意見を整理して、ロジカルに言っているので、
その内容を私は吟味したことがないのですが、とりあえず作法については、好感が持てます。
米山さんがすごいというよりも、日本では、「意見をきっちり主張する」という人が少なすぎるので、
ちょっと何か言うと、すぐ目立つんですよね。
それを「悪目立ち」だと解釈する文化(文化というか組織統制)なので、
米山さんのような方はレアだと思います。
三浦さんは、「自分の意見を主張する」「説得する」「みんなに納得してもらう」という「発信」的な方向性じゃなさそうですね。
個人的には、三浦さん本人の「本音」が知りたいですね。
まぁ「本音を言っても意味が無いから言わない」、という可能性は高いですが。
謝ったそばからまた憶測飛ばしてますが、これは悪い意味ではないので許してください。
もっとみんなワイワイ主張すればいいのに
「他人の意見」を買い物するように選択して、掴まって、楽しい旅行をしたいと言う人もいるかもしれませんが、
自分の意見に掴まって旅をするのも楽しいですよ。
自分の意見(本音)が「みな我にひれ伏せ!そして崇めよ!犠牲となれ!すべては私のために存在するのだー!フワッハッハー!」
であるならば、確かにちょっと躊躇しますね。
これ無理筋だなぁと。
まぁプーチンとか、その無理筋をやって実際に信用無くしてる人もいますが。
そういう、開けっぴろげにできない本音(悪魔的欲望)があるのならば、
確かに、「みんなで本音でワイワイする」はできないでしょうね。
私の希望の方をポキっと折ります。
いまのままで、秩序が保たれている、組織統制が良いと思います。