私は日記で、めっちゃ自分の考えを出力するので、
材料(ノウハウ)は現在41歳ということもあり、ある程度溜まってきています。
しかし、例えば「精度の高い意志決定をする」ために、必要な情報というのは、実は常に揃っていません。
「○○がわからないと判断できない」そういう状況って、地球上でもどこでもよくあるのですけど、
実際にはその情報は不十分な状況であることがほとんどです。
だから、見えない部分は「想像」とか「可能性」とか、霧のような不確かさがあるまま、運用しています。
けっこう、いいかげんです。
そのいいかげんな情報に、全存在をかけているというのが、私のクレイジーなところです。
もちろん、普通にやったら痛い目に合うか死ぬかするんですけど、
原則いいかげんな情報であっても、「まったくの的外れ」なのか、「ほぼ事実と近い」のか、
ピンからキリまである中で、「ほぼ事実と近い」まで精度を上げることは可能です。
そのブラッシュアップ(洗練)を、やっているから、ある程度リスクは軽減できているから、そこに命をBETできるのです。
私は明らかに高いリスクを払って死ぬ気はほとんどないです。
つまり、この辺はいたって普通の人です。
普段はちょっとオドオドした頼りない普通の人みたいな感じで、父親となんかについて会話して過ごしていますが、
人格要素の100%が普通の人であるのではありません。
普通の人:50%くらい
戦士(ハエ):40%くらい
クレイジー:10%くらい
です!割合はけっこう適当に書きましたがおおむねこんな感じです。
だから、この日記も、多分、誰でも普通に読むことはできると思うんですよね。今更ですけど。
少なくとも、「書かれている言葉の意味」は伝わってるはずです。
「何考えて書いてるのか」はわからないかもしれませんが。
なんでこんな自分紹介を書いているかというと、正体がわかった方が、脅威になりにくいだろうなと思っているからです。
「相互理解」は平和実現のための重要な必要条件のひとつと思っています。
この人格の3要素が混ざって、状況によって、出力を調節して出し入れしています。
例えば甥っ子(5歳)と遊ぶときは、
普通の人だけ出力して、普通に遊んだりしています。
ちなみに人格分裂ではなく、濃淡の問題で、常に混ざってるミックスジュースみたいなものです。
この、「状況に合わせて、人格要素毎の濃淡をデザインする」みたいなことをやっています。
これっておそらく、何か特殊なことです。
演技とはまたちょっと違います。私は演技はあんまり上手じゃありません。
特殊なことが何なのか、それは「私にもわかりません」。
自分を完全に客観視する能力が無いからです。おそらく人間には完全な客観視は無理です。
なぜ特殊かというと、具体的に書くと、
ある時は、
普通の人「あー、やっちゃった」とか「やだよ~」とかナヨナヨとした感じでゆってるのですが、
一瞬で、次に
戦士(ハエ)「お前、おれを殺そうとするってことは、殺される覚悟は当然できてるんだろうなぁ?」
とかいったりできます。濃淡切り替えで一瞬でできます。
クレイジー「あー、自分が消えたいと思うくらいまで追い込まれるんですね、はい、わかりました、それ受けます」
とか、ゆったりできるんです。
一般的な「演技」の場合は、「なりきる」んだと思うんですけど、基本的に「嘘」ですよね。
私の場合、嘘じゃないんですよ。
なりきってるんじゃなくて、本人なんです。
あるいは、何かが憑依しているわけではないです。
この辺が、「変な奴」なんですけど、
欺いているのではなく、「本人」なので、「本人」なんですよ。(進次郎構文)
だから、場面によって、別人のように見えたり、します。
これって、動物の進化みたいなもので、
先天的な才能じゃなくて、後天的なトレーニングで、自分の必要によって、作り上げたフォームなんです。
陸上恐竜に羽根が生えたみたいな。自然にありそうなことです。
「どういう状況にも対応できるようにしたい」
という必要ですね。
ナヨナヨとした、みんなとワイワイしたい、平和主義者の「普通の人」のみでは、
「戦えない」ですからね。
ちなみに幼少期は、100%普通の人でした。母親に甘える気の弱い男の子です。
そっから現実的に負荷がかかって、状況判断して、対応していって、今に至るです。
ここまで書いて、「逆にこいつ怖いな」と思われたら悲しいのですが、
全員本人だし、人格分裂もしていないし、そんなに異質でもないです。
例えば、スーパーで買い物するときに「戦士(ハエ)」は濃くしません。その必要がないので。
ただ、不測の事態が起こったときは、いつでも一瞬で戦士になれます。
保険としてはクレイジーも濃くします。
これは切り札なので、めったに濃くしませんが。必要な場合は仕方なく出します。
この私の精神構造を知って頂いて、その上で、日記を読んで頂くと、「そういう奴なのか~」とちょっと理解して頂けるんじゃ無いかと思います。
相互理解を経て、私もメンバーの一員になりたいのです。(by All)