天鳳には、他のプレーヤーの方たちの対局を観戦する機能があります。
一番上の、鳳凰卓(アマチュアの人でも、ほぼプロレベル)を観戦したのですが、異次元すぎて、何やってるのか全くわかりませんでした。
私はちょっと上手くなったからといって喜んでいたけど、上は遙か上にあり、ぜんぜん差があるなぁと感じました。
次に、二番目にレベルの高い「特上卓」を観戦してみました。
こちらは、私でもなんとなく、納得できるような打ち方をする方が多く、親近感が湧きました。
2人くらいのR1900くらいの方の打ち方を観戦したのですが、
かなり固く打ってるなぁと思いました。
打ち方が固いとは、防御的という意味では無く、1~9の牌すべてのフィールドを、端っこから潰していくような打ち方をしていました。
「123」と「789」の端エリアで、「3,7」を占有して優位を保ち、あるいは、危険になりそうな「1、2、8、9」などをどんどん切り飛ばして端エリアを弱体化したりして、
つまり、端っこが潰せたら、あとは真ん中の「456」エリアを対処するだけですから、それは非常に簡単になるようです。
こういう打ち方をすれば、多くの対局を通して「安全に(振り込まない)」&「手牌が有利な時は自分のチャンスをモノにできる」という、リスクヘッジ型のやりかたでした。
私もこれを真似してやってみたのですが、確かに、安全度は非常に高くなるなと思いました。
ただ、機械的な作業になって、打っててあんまり面白くないんですよね。
天鳳は、ラスにならないことが、段位を上げるための至上命題ですから、こういうやり方を取らざるを得ないんだと思いますが、
私のような初級者に毛が生えたようなプレーヤーにとっては、
例えばリーチ打って、「和了れるかな~どうかな~」と、ハラハラするのが好きなんですよね。
麻雀って多分、弱い人ほど、「わからない」から、ドキドキが大きいと思います。
多分、強い人にとっての麻雀は、無味乾燥なゲーム(作業)に思えているんじゃないかと、思います。
わからないままで、サイコロを振って、「どうだ!?」とギャンブルする方が楽しいんですけど、
麻雀に関しては、強くなるほど、作業感が増すような気がして、及び腰になっています。
もっと色んな人の対局を観戦してみて、なんかユニークな打ち方をしている人がいたら、真似して楽しもうと思います。