道路を通す努力

NHKの7時のニュースを見ました。

 

倒壊家屋の中に取り残されている被災者の救出については、ローラー作戦でやっているとのことです。

 

手作業がメインのようで、まだまだ、行方不明者も300名以上の規模があり、まだ2週間くらいはかかりそうかな、と思いました。

 

道路の開通については、ヤフーニュース記事も併せて読みました。

 

能登半島沿岸部をぐるっと回る国道が、孤立地域へのアクセスとして最も重要な大動脈らしいですが、土砂崩れ箇所がぱっと見10箇所以上あって、おそらく未着手なんだろうと思います。

 

半島内陸部は、私は当初「道路の進捗は10%くらいかな」と思っていたのですが、

 

NHKのニュースを見たら、かなり深部まで道路開通がされていて「えっ!めっちゃ速いな!」とびっくりしました。

 

自衛隊の方々が、めちゃがんばったのだろうと思います。嬉しいです。

 

孤立地域に向かって、支援物資を担いで、徒歩行軍で、届けているということも知りました。

 

まさに国を守ってくれているな、と感謝の気持ちが湧きました。

 

警察・消防の方達も、雪の降る過酷な環境の中、やるべきことを積み重ねて頂いてると思います。ありがとうございます。

 

とりあえず、道路さえ通れば、避難している方々を支えることは、避難人数規模的に、現実的にできるようになると思います。

 

ただ、日本は夏が暑い(ひどく暑い)ので、春中にがんばって、エアコン付きの仮設住宅に、家を失った避難民の方々を住まわせる、くらいのスケジュールで、やって欲しいなぁと思っています。

 

家が完全に倒れた、住めないほど傾いた、となると、

 

これは非常に悲しいことですが、ポジティブな面もあります。

 

それは「やるべきことがはっきりしている」ということです。

 

やるべきこと・・・「家(仮設住宅)を建てて、そこに住む」ということです。

 

幸い、避難民の総人数は、パレスチナのガザのように「200万人」とかの無理ゲーではなく、

 

トータルで約3万人くらいだと思います。

 

その規模であるならば、春中に全員分の仮設住宅建設は、十分可能なんじゃないか、と素人ながら見込んでいます。

 

現在、避難している人達に課せられたミッションは、「自分達の健康水準ラインを防衛して、仮設住宅が用意されるまで、生き残る」ことです。

 

自衛隊、警察、消防などのプロフェッショナルが動いているので、必ず、ここから先は良くなっていくんだ、今が底なんだ、と希望を持って欲しいと思います。

 

現在、行方不明者が数百名いるということで、死亡者もこれから確認されていくことでしょう。

 

亡くなられた方達には、改めて、ご冥福をお祈りいたします。