娯楽性日記 8/2その③

こういうこと、社会実験してみたいなのコーナー。

 

政治的なことに抵触してしまうので、書かない方がいいのですが、これやってみたいなというお楽しみ実験としてのアイディアを書きます。

 

テーマは「いろんな経済やってみよう」です。

 

経済と言えば、貨幣とか、最近はキャッシュレスの決済サービスとかたくさんありますね。

 

私はペイペイとか、よくわからないので、スイカのチャージくらいしかやったことない現金派です。

 

あとは、仮想通貨とかもありますね。仮想通貨の存在意義は、発展途上国におけるキャッシュフローを円滑にするためのツールみたいな価値があるらしいですが、先進国では犯罪に利用できる以外の価値を私はわかりません。

 

これだけ、いろんな決済の在り方があるのですが、(前にMMT批判したときにも書きましたが)、キャッシュの流れ=実際に起こっている経済とは違うんですよね。

 

実際に起こっている経済とは、例えば松屋の牛丼400円を買って食べたとき、

 

Aさんは「こんなに安くて美味い!得したな~」と思い

 

Bさんは「まぁまぁ値段通りの味だな、ごちそうさん」と思い

 

Cさんは「こんなチープな庶民の食べ物を食べたくないわ」と思ったりします。

 

この異なる経済現象、すべて通貨のみを追ったら、「牛丼を買ってマイナス400円」という解釈になっているんですよ。

 

これっておかしくないですか?これをおかしいと思う私がおかしいでしょうか?さてどっちでしょう~。

 

と遊んでると脱線してしまうのでやめて、私がやりたい社会実験は、「実際の経済を今よりもうちょっと上手に把握するために、いろんな決済手段を試して、遊んでみよう」という趣旨です。

 

例えば、会社の給料を、株券で支給するとか。

 

これは、ベンチャー企業とかですでに実際にやってるところがありますね。これはなかなか面白い。株券は価値が固定ではないので、給料の価値も揺れ動いちゃう。

 

他には、Youtubeの動画のグッドボタンの数で、動画作成者に報酬を与えちゃおうみたいな。

 

現在では多分、動画の再生数に広告単価を乗じて、報酬が決まってると思いますが、グッドボタンで、動画を見ている人が、直接報酬を払うみたいな。動画ライブ配信のスパチャに似てますね。

 

これをやると、炎上目的の動画とか、減るかもしれませんね。純粋にみんなが喜ぶ動画が増えそうです。

 

私が一番やってみたいのは、一般の家計困窮世帯に対して、「米や野菜など食料品の現物支給サービス」です。

 

国が大規模にこれをやると、どうなるか、知りたいです。

 

週に1回くらい、米やら、大根やら、味噌やら、を困窮家庭に一方的に送りつけるのです。1週間分、生き残れるくらいのカロリー計算を、栄養士が監修した上でです。

 

それを受け取った家庭は、ちょっと考えて、そのもらった材料の料理法を決めて、食う!

 

これが国の保証付きで実施されれば「とりあえず食べていける」安心がかなりあると思います。

 

近年人気が落ちている米とか、見栄えが悪い野菜とか、余ってるんじゃないでしょうか。

 

余ってるなら、国が安く買って、農家の人も売り上げあがってうれしいでしょう。

 

これやってほしいな~。

 

あくまで、これは政府へのリクエストではなく、私が楽しいな~というだけなので、聞き流してもらって大丈夫です。

 

で、こういうことをやってると、「経済って何なんだ」という疑問を、多くの人が持つのではないでしょうか。

 

現物支給でも、余裕で経済回るじゃん。みたいな経験を経ると、既存の通貨を基軸とした経済観の歪みが見えてくる。

 

経済は通貨で回ってるんじゃない、人で回ってるんだ!

 

室井さん、どうして現場に血が流れるんだ!です。