仮想通貨の在り方

私はビットコインとか、各国が発行する通貨の価値を薄めるだけの、いらないものだと思っていますが、しばらく無くなりそうもないので、どのような利用方法があるかな?と考えてみました。

 

そこで思いついたのが「世界共通通貨」としての仮想通貨です。金(ゴールド)と同じような位置づけですね。ゴールドのような希少性は仮想通貨にはないので、その価値は「みんなで信じる」しかありません。技術的には流行のブロックチェーンでいけるでしょう。

 

なぜ「世界共通通貨」が必要なのかというと、世界的な課題を解決したことに対する報酬として、便利だからです。

 

まず各国で、「こんなことで困っている」という課題の情報をデータベース化します。

 

「飲み水が10km先の場所にしかない」

「村同士で抗争が起こっている」

感染症が広まって病院がパンクしている」

 

課題とは、簡単に言うと「人の不幸の元」のことですね。幸福になるのは個人の自助努力で勝手に好きにやってもらうとして、不幸は自力のみで解決できない場合が多いと思います。

 

なので、行政は「不幸の元」をコツコツ減らすことによって、不幸な人を減らしていくといいでしょう。

 

その国の政府がパワー不足だったり、自国通貨にパワーが足りていない場合、他の国に援助を求める際、「ボランティア」のお願いになったり、対価を支払う能力がないという問題があると思います。

 

そこで「世界共通通貨(仮想通貨)」の出番です。

 

世界銀行が、共通通貨を発行して、これを各国通貨と兌換可能にします。これが第一段階。

 

で、発行した共通通貨を、発展途上国などの貧しい国に、ある程度の規模で譲渡します。「不幸を減らす」用途には、特にこの共通通貨を使うことを推奨します。(つまり、各国通貨では支払いをしないように心がける)

 

この用途指定によって、「不幸な人」と、「助ける人(セイバー)」のマッチングを強化できると思います。本当かなぁ?

 

セイバーは、仕事の報酬として、共通通貨を受けとります。

 

セイバーが個人であるならば、受け取った共通通貨を自国通貨と交換してもいいでしょう。

 

セイバーが国であるならば、受け取った共通通貨を、自国の問題解決のために使う事ができます。

 

このように「不幸を減らす」使途に特化した共通通貨を世界中でボーダーレスに流通させることにより、通貨としての価値を担保しつつ、実際の契約→仕事の流れを潤滑にすることができると思います。本当かなぁ?

 

私は今無職ですが、もし「不幸減らし」の仕事があるならば、単発でもやってみて、共通通貨をゲットしていきたいなぁと思いました。

 

いきなり世界共通通貨にするのではなく、例えば日本国内に限定してこういう仮想通貨を作って流通させて、実験してみてもいいですね。

 

ウクライナが復興支援金の調達に困っているようなので、ウクライナをきっかけにして、世界共通仮想通貨を作って譲渡するといいかもしれません。