それぞれの国が、国益を求めるということは、「自国が身内で、外はよくわからんどうでもいい」ということです。
例えば人間が自然界と対峙すると、「外はよくわからん」では困るケースが多いです。困るというか、将来的にはまず生き残れません。
自分と、外にあるものは、繋がりがあるし、依存していたりする。その関係性を把握したうえで意思決定しないと、「他者を殺して利を得ているつもりが、実態は自分で自分を殺している」という現象が起こったります。
だから「敵を知り己を知れば百戦危うからず」は強いルールだと思います。
自分と外をわけたときに、何が起こるのか、どういうルールが発生するのか、について各プレーヤーが正確に把握したうえで
「じゃあ自分の国の利益を追求しましょう(他の国はそれぞれ自分の国の利益を追求しましょう)」という「ゲーム」を運用するのはアリですね。これは、そこそこ奥深くて楽しいかもしれません。
しかし、ルールが見えずに、積極的に自殺してしまうというプレーヤーが多数いる、という場合では、この競争ゲームをやるのはまだ準備が整ってないと思います。
いったん、利益追求ゲームは意識から外して(このゲームはできる環境が整った後にやりましょう)、地球全体みんな運命共同体だと仮定して、今存在する国々は、それぞれの異なった人種・文化をもつ人々を今すでに自治している、という認識で政治を行えば・・・
「政治におけるロス」が減らせます
ただそれだけです、ロスがあるから減らそう、このアイディアを用いて行動すると「今までなんでこんな無駄なことやってたんだ?」という一抹の衝撃はあると思いますが、全員が利益を享受できるので、いいかな、と思います。