また業務連絡です。これは、けっこう良いニュースです。
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【変更前】
・研究室はこれまで、立案した実験テーマに沿って、実験環境である地球等の運命を指定していた。
・その実験テーマに沿って、将来、地球や、宇宙の他の惑星すべての生命主体ALL(地球のみんなや宇宙人、動物、魚、虫などを含む全部という意味です)の統合をし、観察、研究する予定だった。
【変更後】
・研究室は今後、実験は継続して行うが、上位主体と被験者の繋がりを重視する。
・実験環境下において、「被験者みんなが連携し、協調し、やりたいことをやる」ことを基盤とした上で、その枠内で研究テーマを見いだし、研究員は楽しく研究していく予定。
・それにより、ALLの精神統合の予定は「未定」に変更。
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つまり、みんなの人格は、当面、強制的に統合されることはありません。そして、研究所から当初、禁止されていた「他惑星との連携」(何がまずかったかというと、異なる研究テーマそれぞれに対して惑星を用意していたので、それらが混同するのを避けたかった。)ができるようになります。
まぁ、今すぐに、宇宙人の顔が見れるわけではない(地球は地球で、地上はこれから、けっこうハードな課題が降ってきます)ですが、将来的には、ユニークな宇宙人と世間話したりできるような未来がくると思います。
私たちは、基本、大元が同じですが、それぞれ持たされている「情報」や「技術」が異なります。
その違い「他人らしさ」を楽しむ時間が、用意されているということです。
「変な顔の宇宙人はちょっと怖いかも・・・」と思っている人は、安心してください、みんな「同じ」「似ている」ではなく本質的に「同一人物」ですから。
ちなみに、このアイディアが通った背景としては、
これまで地球他、他惑星の管理者(みなさんおなじみの管理者たち、の統括的立場の人)、が被験者であるみなさんの立場を鑑み、「もう実験最優先はやめたい」と強い希望を出したことにあります。
彼は、性格は怖い人ではなく、普通の兄ちゃんで、これまで愛する一人のパートナーの女性を守るために、その責任ある立場で頑張ってきた人です。
彼は、その女性ひとりを守るだけでなく、被験者のことも守りたいという気持ちになったそうです。
こういうかっこいい人が上にいると安心ですね。