選挙が近い

県知事選挙と市議会議員選挙が間近で、我が家の近所にも連日、立憲民主党とか自民党とかの市議候補者が立って演説したりビラを配ったりしています。

 

私はタバコを吸いに1日何度も駅前の吸い殻入れに通っているので、駅前を通るたびにビラを貰って、同じ人のビラを2、3枚もらうという状況になっています。

 

ビラじゃなくて、議員トレーディングカードみたいなものがあったら、集めてみたいな、と妄想しましたが、子供たちが政治家のトレーディングカードで遊んでいる様を想像すると、なかなかカオスだな、と思い直しました。

 

貰ったビラにざっと目を通したのですが、結局、誰に投票すればいいのかわかりませんでした。

 

候補者によって、何が違うのかが見えてきません。民主主義は投票によって代表を選ぶシステムですが、「この人がいい!」と確信して投票できている人は、どのくらいいるのでしょうか。

 

少なくとも私は、確信を得るだけの材料がなくて、「なんとな~く勘で、この人にしてみようかな~」みたいな雑な選び方をするしかないです。

 

これで、「有権者がその候補者を選んで決まったんだから選挙結果に文句ないよね?」というのが民主主義ですが、それに対しては「いやあ、そうなんですけど、なんか腑に落ちなくて・・・」というリアクションになってしまいます。

 

一番の私の問題点は、市議会議員さんや県知事さんが、どのような仕事をしているのか内容を知らないということですね。

 

地元の要望陳情を聞く?それもあると思いますが、それだけではないと思います。

 

ある問題解決に当たる際に、何らかの案が浮上し、さぁどうする?となったときに、具体的にどのようなプロセスでその議員は意思決定をするのか、それが知りたいです。

 

自分の上司にお伺いを立てて、その指示にただ従う?それとも自分の頭で考えて判断する?100%、議決のための頭数だけの人形を演じているわけではないし、100%、自分の独断専行をしているわけでもないと思います。

 

その辺のバランスが、実際に議員になるとどのような割合になっているのか、がわかれば、「その条件なら、この人推しだな」とか「この政党推しだな」とか判断できるようになるんですが、貰ったビラを見てもそこがわかりません。

 

結局、自民党にしとくか・・・とか思ってしまいます。

 

立憲民主党の議員にも優秀な人はもちろんいるんでしょうけど、立憲民主党政権運営能力があるかどうか未知数なんですよね。

 

国政に話が飛んでますが、政権とって、実際に首相やら大臣やらなってみたら、「なぁんだ、自民党と同じことするしかないじゃん」みたいなオチが付きそうな印象があります。

 

日本の政治家は財務省官僚がある程度グリップしているみたいな情報も聞いたことありますし、どの候補者を現場に送ったら、どうなるのか、どういう作用が見込めるのか、その辺について未だブラックボックスです。

 

この、「よくわからんけど、取り合えず市民の責任として選挙いったけど、結局そのときの判断がどうだったのかわからない」というのは、要改善ポイントだなぁと思います。

 

政治は裏で金も動くでしょうし、国民がすべてを知ることはできないかもしれませんが、政治家の日々の活動内容の概要だけでも知っておくと良いかもしれません。

 

そうだ、ChatGPTに聞いてみよう。なんて答えが来るだろうか。