時間の流れ方

自民党統一教会と昔から深い癒着があったというニュースが出ているけど、(まだ混乱していただろう)戦後から70数年しか経っていない点を考慮すると、現時点ではこれで良いんじゃないかと思います。

 

社会の内側、つまり権力の中枢にいる人というのは、変化スピードが遅いものなんだと思います。良い風に言えば、どっしり構えている、セコセコ走らない、不変の中心点と表現できます。

 

変化スピードの違いは、流れてる時間の速度が違うとも言えます。象さんとアリさんの時間が違うのと同じことですね。

 

社会全体をスケールの大きい巨体とみなすならば、外側から見て「これって時代遅れじゃない?」と見えることはありえると思います。

 

それを悲観したりマイナスに捉えるのではなく、社会の中心は、個人とは流れてる時間が違うんだな、と認識した方が物理に則している感じがします。

 

時間の流れが遅いといっても、まったく不変でいることも不可能なことなので、権力の中枢も少しずつ、ゆっくりと変化しています。

 

そのゆっくりな変化を滞りなく(ムダなく)するために、私のような斥候が飛び回っている、という役割分担ではないでしょうか。

 

中間層(本隊)は、中枢(大将)との繋がりを持ちながら、実務を担当し、道を均していく、安全なルートを確保する、という役割です。

 

よって、私は本隊が通れるような安全なルート候補を示す必要があり、めちゃくちゃ険しい獣道はニーズに沿ってないんですね。

 

問題点は、大将、本隊、斥候の動きをひとまとめにする機能がないってことですね。みんなそれぞれバラバラに動いてる。お互いに、消耗させて利を得ようという動きが見られる。これが最も致命的な点です。

 

統一教会問題も、政治を糾弾するのではなく、「時間の流れが違うんだな、今はこれで良い」と認識し、「足並みを揃える」という観点で注力すると、社会全体の消耗が少なくなり、全員が利益を享受できる方向性に向かえると思います。

 

統一教会も、個人的には「しょうもないことやってるな」という感想を持ちますが、本隊の一部の人にとってはその宗教にニーズがあるというのも事実。

 

統一教会をぶったたくのではなく、「そんな宗教いらないよ」と全員が思うところまで変化が到達すれば、自然にカルト教団は消滅するでしょう。

 

そういう潰し方は、即効性はなく、気の長い計画になりますが、実際の所、もっとも洗練されたやり方ではないかと思います。

 

ロシアの場合は、相手が、はやるように潰し合いを望んでいるので、それに応える形でいいんじゃないかなと思います。「そっちが急ぐなら(何を焦っているのか知りませんが)じゃあ、すぐに終わらせてあげよう」の精神で問題ないと思います。