ロシアがベラルーシに核配備したとかなんとか。ロシアの一存で撃てるのだろうか?
ロシアはアメリカと直接対決を避けようと思ってるようだし、アメリカもロシアと核の撃ちあいをする気はないようだ。
せいぜい、ロシアみたいな素行の悪い国が、「核の準備がある」と脅しに使うくらい。
私は、意思決定として、「撃つ気のないミサイル兵器は、持たない」というのがまぁ筋だと思うので、何千発も核弾頭を用意しておいて、「撃つよ撃つよ~でも結局撃たないよ」みたいな意味不明なことはとても意味不明だと思います。
誤解のないように言っておくと、私は核兵器を使ってほしくないです。肌焼けとか放射能汚染とか、ひどいですからね。
でも、核を用意したのなら、撃てよ!と思いますね。「やってみろよ、何をやろうがお前は負けるんだから」というスタンスを取って、実際に撃たせるのがいいと思います。
銃を突きつけられて、「撃ってみろよ」というのはヤクザみたいですが、私はヤクザではないけど、違う思考ルートで、やはり「撃ってみろよ」というのが正解だと思いますね。
日本なんて、原爆2発くらってるんだから、核による壊滅的な破壊があっても大したことないと思いますね。
着弾した地域は、確かに滅び、放射能が撒かれて人間が生きにくい環境となり、きついんですけど、何もない焦土からでも草花はまた育つので、最悪ではないですね。
戦争は、相手を絶望させるゲームですので、プーチンが「自分にはまだ核兵器という切り札がある」と希望を持っているのならば、機械的にその芽を摘んでいく、希望をひとつずつコツコツ削っていって、視界の大半を絶望の黒に染めていく作業が主になります。
その作業をしないのは、やっぱり「人間には責任がない神話」のためだと思いますね。
結局、核戦争に踏み切れないのも、その責任を背負いたくない人間が各国のトップの地位にいるからでしょう。
プーチンは、「ぼくにはそんな重い物背負えないよ」と言っているのと同じですよ。その程度の力量の持ち主に対して、何の遠慮が必要でしょうか。
「プーチンはそんなに重い責任を背負えないから、やさしくしてあげよう、ぼくもその気持ちわかるな」みたいな意味不明な気遣いを、大国の意思決定者がやってるんですよ。ギャグみたいな世界ですね。
ロシアが核を撃ってEU圏が炎上しても、日本におすそ分けで東京が焼け野原でも、人間の生物としての火は消えないし、負けるのはロシアという既定路線を貫けばよい。
機械的に希望を詰み、絶望に追い込み、多少の被害を被りつつ、不良債権の精算をする。
それをしないのであれば、不良債権の元である経営不振企業(ロシア)を経営改善する。
そのどっちかしかないですよ。これ以外のシナリオがあるとすれば、経営が良くない会社の債務を、他の会社(ウクライナ)に被せる、というのしかないです。
利益が見込めないロシアを生かして、ある程度社会秩序を守る気があるウクライナを殺す決定をすることの合理的な理由を是非とも聞かせて欲しいものです。