面白い人募集

Youtube見てみて出演者の思想的なものを聞いたり、コメント欄とかも見てるんですが、あんまり尖ってる人がいないですね。

 

多分、擬人AI作ったら、Youtubeの出演者とコメント全部を、かなりの精度で再現できそうだな、と思います。それだけ、人それぞれの考え方の分布の幅が小さいと感じます。

 

私は性格的には穏やかな人が好きで、別に尖ってる人が好きなわけじゃないんですが、尖ってる人というのは間違いなく特異な思考回路を持っているはずなので、それを取り入れたいから、尖ってる人の思考を読み取りたいんですよね。

 

色んな本を読んだ方がいいのかな、海外まで目を向ければ、そういう人もいるかもしれない。学生の時に英語をちゃんと勉強しておけばよかった。

 

ジャンルはどうしよう。「思想家 海外 有名」とかで検索したら、出てくるかもしれない。

 

検索したらマルクス・ガブリエルさんという天才哲学者の人がヒットしました。この方は、1980年生まれで、私の2歳上、姉と同い年ですね。

 

著作の紹介サイトを見てみました。ガブリエルさん曰く・・・

「世界は、見る人のいない世界だけでもなければ、見る人の世界だけでもない。これが新実在論である」。

 

これは、あれですね。世界に観測点が複数あって、その観測点の位置と、属性の問題ですね。

 

ガブリエルの「新実在論」は、物理的な対象だけでなく、それに関する「思想」「心」「感情」「信念」、さらには一角獣のような「空想」さえも、存在すると考えるのです。その点では、「実在論」の一般的なイメージとは、いささか離れていると言えます。

 

これは、同意ですね。外から見たら脳内物質の発生と、思考回路の通電ですが、観測の条件が揃えば空想が見えたりします。

 

ガブリエルは、精神を脳に還元してしまうような、現代の「自然主義」的傾向を批判しています。そうした「自然主義」によれば、存在するのは、物理的な物やその過程だけになり、それ以外は独自の意味をもたなくなります。

 

「独自の意味」という言葉がよく理解できませんが、すべてが物質に裏付けられている、という発想の方が特異でしょう。

 

実在論といったとき、もしかしたら、科学的な対象だけを存在すると見なす「自然主義」が想定されるかもしれません。しかし、ガブリエルが構想する「新実在論」は、そうした科学的な宇宙だけでなく、心(精神)の固有の働きをも肯定するものとなっています。

 

私も、自然科学の学びを放棄して、内観ばっかりしてたので、精神活動も研究対象にすべきだと思っています。そして、今はバランスを取るために数学を学んでいます。

 

このサイトの最後に「いま世界の哲学者が考えていること(岡本裕一朗著)」という本が紹介されてて、ガブリエルさんの他にもたくさんの哲学者の方が遺伝子工学とか、テロとかについて書いてあるようです。

 

これを買うとサイトの誘導にまんまとハマったゴキブリホイホイ状態になりますが、読んでみたいなぁと思ったので、買ってみることにします。

 

新たな発見があるといいな。