データの共有

私のように、家にほとんどずっといて、テレビやインターネットのニュースとかYoutubeで情報を得ている人は、氷山の一角のような情報しか手に入らなく、弱いなぁと思います。

 

ひとつの情報から、その背景を読み取る、という技術はあるのですが、その想像が実際に正しいのか検証できないと、意思決定の材料の情報には成りえないので、それは直接的には役に立たない情報です。

 

後々、事実との突合で、検証可能になった場合は、想像もそれなりに価値のある情報なのですが、それを前もって集めてもあんまり意味ないし、事実が起こった直後に想像すれば間に合うので最近はあまり想像していません。

 

欲しいのは、家にいながら、色んな場所の情報を得るツールです。例えばシリアの各サイドの戦闘員の雑談風景とか、トヨタの役員会議の風景とか、色んな国の学校の授業風景とか、それぞれの位置にいる人の発想を観てみたいです。

 

これは科学技術的には多分できるんですが、これが実際にリリースされると、悪用されてクリティカルなダメージを食らう可能性もあるので、なかなか難しいでしょう。

 

今、中国がトップダウンの監視社会を形成しているので、なんとか中国が、この情報収集の仕組みをセキュリティの面も含めて、ある程度実用可能な完成度まで練って実際に使用するところまでいってほしいと期待しています。

 

最初はうまくいかないと思いますが、みんなで協力してブラッシュアップしてひとつの作品を作り上げる雰囲気があると、世界の国は手を取り合えるきっかけにもなるし、やってみるのもいいかなと思います。