ヤフーニュース見てたら、編集者の箕輪さんが、
「フワさんの失言は、他のもっと凶悪な犯罪と比べれば軽微でグレーななものだから、SNS上でフワさんを叩きまくって、社会的に抹殺するのはやりすぎだ。こういう状況は改善されたほうがいい。」
という主旨の発言をされたようです。
まず、「フワさん」っていうので、ちょっと「フフッ」となってしまったんですが、「フワちゃん」じゃないのかな・・・。フワさんか。
それはいいとして、
箕輪さんは以前から文春とかを敵視しているようで、
総合すると、「週刊誌や、SNSでの誹謗中傷で、タレントなりの有名人が社会的地位を一瞬で奪われるような暴力的なことはあってはならない」
という意見のようです。
私的に見ると、
そういうタレント叩きみたいなことって、主たる要因は「広告業」の商品としてのタレント・有名人っていう側面があるからだと思いますよ。
野生のタレント(なんじゃそれ)であるならば、暴言とか吐いても、世間的には「このタレント口悪いなぁ」で済むんですが、
フワさんは、広告(テレビ・CM)に起用されている商品であって、
その商品が、「イラッと来て他人に『死んでくださーい』」っていうのを、SNSという「公の場で」やったことが問題になっているんだと思います。
「おま・・・その立場で、その振る舞い?」っていう恐怖を含んだ驚きを、皆(スポンサーと一般人)が感じたから、
「この臭い物に蓋せにゃならん!」ってなるんだと思いますよ。
TPOをわきまえなかった、ってことですね。
で、箕輪さんは、フワさんへの「罰」が重すぎるっていう主張ですけど、
フワさんが受けた罰って、「スポンサーが離れた」ってだけですから、
「普通の口悪い一般人」に戻っただけで、別に「罰」はあまり受けていないでしょう。
多くの人から嫌われたかもしれませんが。
これって、最近の「円高」現象にも似てて、
微分的には「めっちゃ円高」ですけど、絶対値としてはまだまだ「円安」で、
別にそんなひどいことは起こってないんですよ。
フワさんも同じで、スポンサーが「ブワーッと離れて」、
すんごい罰をくらっているように箕輪さんには映っているかもしれませんが、
絶対値としては「口の悪いありのままのフワさん」という地位に落ち着いただけであって、
「今までが分不相応で、落ちた時のギャップが大きいだけで、そんなにひどい目には遭ってない」と思います。
今後は「口の悪いフワさん」として、広告スポンサーに頼らずに、「野生のタレント」として生きていけばいいんじゃないかと思います。
まぁそういう場があんまりないのかもしれませんが。
例えばユーチューバーになるとか。素行の悪いユーチューバーいっぱいいると思いますけど、そういう人は「多くの人から、ただ嫌われてる」だけで、
再生数を稼いでいる人もいますよね。
そういう道で、適材適所で、生き抜いていけばいいんじゃないでしょうか。
SNSの誹謗中傷については、
実際に積極的にやってる人って、前の日記にも書きましたけど、あんまり数いないので、
「そういう人もいるんだなぁ」「統計的にはいるのが当たり前だよね」
っていう受け流しを私はしています。
誹謗中傷している人も、「それをするだけの必然性」が内面にあって、それをしていると思うので。
結論を書くと、
箕輪さんの問題提起に対する答えとしては、
「場における広告業の影響力が強すぎること」が原因ですね、というのが私の考えです。
おわり