娯楽性日記 8/6その②

ChatGPTに質問してみようのコーナー。今回は以下のファンタジックな質問をしてみました。

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質問:

人間と性質が違いすぎることを理由に恐れられていた妖怪が、村人たちの仲間に入るためには、どのようなプロセスを経る必要があるのか教えてください。

 

ChatGPTによる回答(要点のみ抜粋)

1,知識と理解の共有

妖怪が村人たちの生活様式や社会ルールを理解することが重要

2,共感と共感(原文ママ

妖怪は村人たちの感情や考えに共感する

3,善意と奉仕

妖怪は村人たちの役に立つことを心がけ村の安全や発展に貢献する

4,信頼の構築

妖怪は村人との約束を守り、言動で村人たちの信頼を得る

5,協力とチームワーク

妖怪は村人たちと共同で課題に取り組む姿勢を示す

6,個性の尊重

妖怪は自分の個性を尊重しつつ、村人たちとの調和を図る

7,慎重なコミュニケーション

妖怪は適切な言葉遣いやコミュニケーションスタイルを心掛ける

8,時間と経験

妖怪は時間をかけて、村人たちとの絆を深めていく

まとめ

このようなプロセスを通じて、妖怪は村人たちとの仲間関係を築き、彼らと共に暮らせるようになるでしょう。

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<私の感想>

この回答に関しては、「あぁ確かにこれって大事だなぁ」と思いました。

 

ただ、この「妖怪と村人」の構図を、例えば「アメリカの分断された社会」に当てはめてもいいし、「社会適応できてない私と、他の日本の社会人」に当てはめてもいいのですが、

 

「そもそも、分断してても困ってない」というのが大きいと思います。和解のメリットやインセンティブが薄い又は見えにくいです。

 

アメリカの共和党支持者と民主党支持者の分断も、人によっては「対立構造があったほうが気持ちをコントロールしやすい」という公器としての分断である場合がありえます。

 

私は、独立してても、大勢に寄り添っても、どっちでもいいのですが、じゃあChatGPTの回答通りのことをやってみよう、としても、相手の気分次第では拒否されるかもしれませんし。

 

この分断についての問題はけっこう重要な問題で、

 

例えばChatGPTの回答ではすべてが「(立場的に弱い)妖怪が主体的に」努力しなければならない、ということになっています。

 

しかし、村人たちの方がちょっと意識高い系ならば「分断のリスク」をよ~く理解して、村人たちの方から、積極的に妖怪の包摂を進めるというケースもあり得ます。(包摂っていうと食っちゃってますけど)

 

「村という囲いの中の分断」だけでなく、「村の内側と外側の分断」も、分断のひとつの解釈の形です。

 

つまり、「わけのわからんアウトサイダー流浪の民であっても」そいつを内部に包摂するか、それとも外部のまま放っておくか、という問題は帝国的な発想をするのであれば、かなりクリティカルな問題になってきます。

 

しかし、外部をすべて取り込む、となると相手が「同類、同族」であればそんなにギャップもなくコストをかけずに実行できますが、そうでないのならば基本的にしんどいミッションになります。

 

日本人が中国人と上手く混ざらないように、外部を片っ端から取り込むとなると、「そもそも嫌だし」「めんどくさい」ことです。

 

すべてを一気に取り込むというのは、かなり難易度が高い。だから、包摂技術を高めたり、やるやらないの線引きの最適解を精密に計算したり、誰かさんはやっているでしょう。

 

だからこそ、ChatGPTの回答にもあるように「時間をかける」ことが大事になってくると、個人的には思います。

 

長いスパンで、無理なく、少しずつ、「隣人とわかりあおう」という志向を多数の人が持つことが大事です。この意識があれば、突発的な衝突から戦争へエスカレートする、ということを避けられると思います。

 

嫌なことでも、長い時間で薄めれば、十分にできることです。

 

この「薄まった嫌なこと」を拒絶しているようでは、まだまだ未来は暗いままだなぁと思います。