娯楽性日記 8/6

ヤフーニュースを見てみたら、興味が強く湧く記事が見当たらなかったので、ChatGPTに以下の質問をしてみました。

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質問:

資本主義の制度の運用において、資本家が生活のために十分な金を保有しているのにも関わらず、さらに保有資産を永続的に増やし続けなければいけない理由を教えてください。

 

ChatGPTによる回答(要点のみ抜粋):

1,競争と市場の圧力

資本家は競争を制するために収益を増やし、革新的な投資を行い、市場での地位を維持する必要があります。

 

2,投資と成長

資本主義経済は、成長と発展に重点を置いています。新しい事業への投資や雇用の創出によって、企業や経済の繁栄が続く可能性が高まります。

 

3,リスクと未来への備え

不確実性が常に存在するため、資本家は将来のリスクに備える必要があります。保有資産を増やし続けることで、彼ら自身の経済的な安定性を確保しようとするのです。

 

4,資本の再投資と資本循環

資本主義経済においては、資本が再投資されることで経済が活性化します。再投資によって生産性が向上したり、雇用機会が拡大する可能性があり、これにより社会全体の繁栄が促進されます。

 

5,株式価値の最大化

企業の経営陣は、株主の利益を最大化する責任を負っています。このため、資本家は企業の価値を高め、株主に対するリターンを向上させる必要があります。

 

まとめ

これらの理由により、資本主義の制度下では、資本家は保有資産を増やし続けることが求められる場合があります。ただし、個々の資本家の動機や行動は多様であり、すべての資本家が同じ方法で運用するとは限りません。

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<私の感想コメント>

1,競争と市場の圧力

資本家は競争に勝ち地位を維持する必要がある

→必要は無い。負けて地位を奪われても本人と身内以外誰も困らない。

 

2,資本主義経済は、成長と発展に重点を置いています

→重点を置くかどうかは人のさじ加減(恣意的判断)次第である。

 

3,リスクと未来への備え

資本家は将来のリスクに備える必要があります

→必要十分な資産をすでに保有してるんだから、前提条件でリスクは回避済み。

 

4,資本の再投資と資本循環

資本主義経済においては、資本が再投資されることで経済が活性化します。

→再投資して、利幅分プラスして回収して循環できなくても、他の資本家が投資すればいいだけでしょう。同じプレイヤーの財布の中で循環しなければいけない理由はない。

 

5,株式価値の最大化

企業の経営陣は、株主の利益を最大化する責任を負っています。

→それは「株主⇔企業経営陣」間の取引の一形態であって、これも人のさじ加減ひとつ(恣意的判断)で決まる。これに関する制度上の要請はそもそも存在しない。

 

まとめ

すべての資本家が同じ方法で運用するとは限りません。

→その通り。

 

結局、ChatGPTも「世の中そう決まっているんだから、そうなんだ」論者のようです。しかし最後のまとめで、必ずしもそうではないと言っているので、この論法の脆弱性には気づいている模様。

 

確固たる基盤に、連綿たる歴史を積み上げていけば、その時系列での末端構成員(つまり、現在の私たち)は、「今までのやり方は間違いで無かったはずだ!」と思うかもしれません。

 

ローマ帝国は常にローマ帝国である」という願いはあってもいい。

 

だけど、それと同じくらい「そもそも、私たちの初心って何だっけ?」という時間的な遡りがあっても良いと思う。

 

初心を省みることができれば、心が大きく頼っていた支柱(歴史的実績)を一部壊すことも、恐怖感をあまり感じなくなる。

 

形あるものは必ず壊れるのだから、せめて、不要で巨大な「形骸化した重り」を優先的に壊していく、というアクションをカードのひとつとして持っておきたいです。