ヤフーニュースで、プーチン大統領の盟友で実業家のエフゲニー・プリゴジン氏が、ロシア版フェイスブックで、「米国の選挙に干渉したし、干渉しているし、これからも干渉し続ける」と述べたそうです。
上記発言に続いて「慎重に、的確に、外科的に、独自のやり方で行う。精密な手術で腎臓と肝臓の両方を一度に切除する」と述べたそうです。
普通に考えて、選挙に干渉するのは工作ですから、わざわざ目立つような言動をするのは不思議だなぁと思って今日記に書いています。
大体当てはまるのですが、「この人やってることが謎だな、合理的に『見えない』な」という印象を持った人は、その人独自の珍妙な合理性を持っている場合が多いです。
なので、この人の観ている世界を覗いてみましょう。
まず、最初に述べた通り、「私はスパイ工作しています」とわざわざ明言する必要性は、基本的に全くないんですよね。なので、自分の仕事の成功率や精度を高める目的を持って述べているわけではない、とわかります。
ここから、彼は「普通に今まで通りの仕事をしているだけじゃ(自分のメリットの点で)不十分じゃないだろうか?」という疑念を持っていることがわかります。
その疑念を覆すための、この発言である、と考えるのが自然です。
「これからも米選挙に干渉し続ける」
「精密な手術で腎臓と肝臓を・・・」
これらの文言を見ると、以下のような主張のように見えてきます。
「これからも今までと同じような役目に就きたい」
「私の腕は確かである」
というような、まるで転職予定のサラリーマンの面接での発言のような感じですね。
おそらくプリゴジンくんは、没プーチンの後まで将来を考えて、危機感を持っているんでしょうね。プーチンは病気(癌)持ちで、他にもパーキンソン病?が併発しているようなので、寿命が近いのでしょう。
プリゴジンくんの雇い主はプーチンですが、もっと大きな後ろ盾を意識しての、発言でしょう。
「私は役に立ちます、今まで通り雇ってください(僕に居場所をください)」
という、シニアの再雇用面接での言動だと、私は想像しました。
居場所云々はどうなるか私にはよくわからないですが、とりあえず潰し合いを始めたのはロシアなので、そのカウンターは必ず受けさせるのが良いと思います。
それによって、身体が機能停止になっても、それは結果論なので、運を天に任せつつ、身体を頑丈に鍛えておくようにすることをお勧めします。
プリゴジンくんがよく知ってる通り、人間はすぐ壊れるから、あまり良い結果は期待できないでしょう。