数学入門 その2

Youtubeの動画にある、2次方程式の問題を解いていたら、解が整数にならないパターンで、「む?」と思ったので、父にヘルプしました。

 

そうすると、解の公式というものがあるとわかりました。「xイコール2aぶんのマイナスbプラスマイナス ルートbの二乗 マイナス4ac」というやつですね。

 

私はまだ数学教科書の中学2年生が終わったところで、まだ習ってないやつでした。ただ、現役学生のときに、これを目にしたことがあるので、「あーそういうのあったなー」と思いだしたところです。

 

で、これに触れてわかったんですが、現役の時と比べて、すんなり覚えられたんですよね。自分の記憶能力は変わってないか、低下してるはずなので、それが驚きでした。

 

現役の時は「こんなん覚えてなんの意味があるんだよ、くだらない、めんどくさい」みたいな印象だったのに対して、今は「問題を解きたい!」という意欲があります。

 

問題を解くために必要な情報を身に付けたい!という欲望があると、学習効率が飛躍的にアップするんだなーと気づきました。

 

そういう意味で言うと、子供に教育をするときは、レクチャーに入る前に「君は学習したい欲望を持っているかい?」と確認した方がいいと思います。

 

「わからない」「やってみないとわからない」「やってみたけどあんまりたのしくない」「やってみたらたのしい」「しぬほどたのしい」

 

子供の現状が上記であるとすると、この状態によって将来的に、学びが意味を持つか、持たないか、成績が上がるか、下がるか、が分岐し、決定するのではないでしょうか。

 

私にとって数学は、「理系人間を理解するため」「アルゴリズムを学習する前の基礎を固めるため」という明確な目的があるので、今は数学の問題を解くことに楽しさを見出せています。

 

例えば、「儲かってる会社で社長をやっている、父親のように自分もなりたい」という願望を持っている子供は、それが動機付けとなり、数学の勉強(学校の勉強)も意欲的にできるのではないでしょうか。

 

一方、将来なんとなく就職しよう、と思っているビジョンが薄い子供は、勉強してもあんまり意味ないじゃん、と昔の私のようになるでしょう。

 

つまり、学習には「動機付け」が極めて大事だとわかりました。現在の教育システムには、そのための施策が入っていないんじゃないかと思います。

 

前の日記で、経済成長するためには、「みんなが目指したいと思うハッピーなイメージの創造・広報」が必要だ、と書きましたが、

 

教育の場においても、すべての子供に対し、明確でハッピーなビジョンを示すこと、動機付けを行うこと、が重要なんだなーとか思いました。