哲学者たち その2

その1で読んだ本は、哲学入門本みたいな感じだったので、もう少し深く知識を得るには、やっぱり哲学者本人が書いた本を読んだ方がいいかな、と思います。

 

でも、私は英語があんまりわからないので、できれば日本語訳のある米英などの本にしようかな。

 

言ってしまえば、哲学本じゃなくて、科学本でもいいし、経済本でもいいかもしれません。

 

知りたいのは、今、自分が理解できない思考回路なんですよね。私の知ってる思考回路ではコンピューターの存在とか、相対性理論で物理現象をシンプルな数式で表せるとか、知識(模型の情報)がある前提で成り立ってるので、例えば1900年代初頭に書かれた本というのは、そういう情報のギャップがあり、読んでもよくわからないですね。当時の時代背景とかを詳細に知っている状態でないと、書いてあることを正確に解釈できないです。

 

そういう意味では、できるだけ最近書かれた本が好ましいですね。色々検索して見ましたが、最新という点では、やっぱりマルクス・ガブリエルさんが良いかなぁ。

 

でも、私から見て、ガブリエルさんはあんまり違和感あること言ってないんですよね。もっと違和感があるような事を言う人が欲しい・・・

 

ヒットしてる本を書く人は、やっぱり万人に受け入れられる形で情報をリリースするだろうし、私の欲しい本というのは、全然売れなくて絶版になったような本なのかもしれません。

 

うーん。それじゃあ、ガブリエルさんの本を読んで、その思考プロセスを注視することにします。どのようなアプローチで結論までたどり着いたのか。これを知るのは、まぁ、意味のあることなので。

 

ということで「なぜ世界は存在しないのか(マルクスガブリエル、清水一浩著)」を今アマゾンで注文してみました。

 

タイトルがちょっと気になりますけどね。私は世界は存在すると思ってるので。